
『スッキリ』公式サイトより
極楽とんぼの加藤浩次が吉本興業との専属エージェント契約を終了した件が、今も尾を引いている。
加藤は2019年に勃発した吉本興業所属芸人の闇営業騒動をきっかけに、吉本興業との契約を「マネージメント契約」から「専属エージェント契約」に変更した。今回のエージェント契約解消は吉本興業側から持ち掛けられたといい、加藤は3月10日の『スッキリ』(日本テレビ系)で、自分としては契約を更新したかったと漏らしている。
<3月が(契約の)更新時期で、吉本興業さんから契約延長しないと言われて、契約書で双方が延長しないと言える事になっていて、契約違反とかではなく、そう言われた。僕が発言したエージェント契約だから、続けたかった部分はある。会社のほうから、契約しないと言われたらノーと言えないので、お互い納得の上で、契約がなくなることになっちゃった。僕もびっくりしている。『そっかー』と。僕自身も考えて、ここから新たにやっていこうと思う。これから自分で会社も作って、自分でやっていこうと思う>
エージェント契約解消はギャラが問題ではない?
どうして吉本興業は加藤浩次とのエージェント契約を解消するに至ったのか。一部のスポーツ紙では、ギャラの取り分において吉本興業に“旨味”がないからだと報じていた。それによると、『スッキリ』のギャラは加藤が8で吉本が2、その他の仕事のギャラは基本的に吉本には入らないという。
しかし、3月11日のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)にコンビで出演した加藤は、『スッキリ』以外の仕事のギャラも吉本に入っていると苦言を呈した。
<ネットニュースとか、訳わからない憶測で書いているものがあるよな。ギャラとかも『スッキリ』のやつしか入ってないとかさ。パーセンテージは言えないけどさ、そんな訳ないっていうんだよな。このラジオもちゃんと払っていますよ>
ちなみに、一部のワイドショーでは、エージェント契約の場合、仕事の獲得は吉本が行うも、報酬はテレビ局からタレント本人に渡され、タレントから吉本に手数料を払うとの説明があった。
しかし、加藤と同じくエージェント契約のたむらけんじが3月10日のTwitterで説明したところによると、エージェント契約の場合、吉本は仕事の窓口はするものの売り込みはせず、報酬はいったん吉本に振り込まれてから、決まったパーセンテージの手数料が引かれ、タレントの手元に入るそうだ。
ギャラの取り分が問題でなかったとしたらならば、やはり加藤浩次のエージェント契約解消は闇営業騒動時の言動が響いているのだろうか。
加藤浩次の会社に水卜アナが入る!?
とはいえ、加藤浩次はすでに気持ちを切り替え、自身の会社設立に取り組んでいるようだ。前述のラジオでも<心機一転じゃないですけど、なんか初心に返るというか、どこかで何かあったのかな。吉本にいるっていう感情というか、どこかにあったかもしれないな。4月からは、よしイチからやるか>と前向きなコメントをしていた。
また、リスナーから『スッキリ』で共演している日本テレビの水卜麻美アナウンサーがフリーになる際は、加藤の会社で獲得して欲しいというメールが紹介されると、加藤は<水卜ちゃんはホントすごい優秀なアナウンサーで(争奪戦が)すごいと思うよ>と彼女の実力・人気を称えながらも、<でも水卜ちゃんね、ホントに日本テレビのことが好きなの。(フリーは)全然、考えてないって言ってた><日テレのアナウンス部のメンバーが好きなんだって>と、水卜アナがフリーになる可能性は低いと予想していた。
度々フリー転身が囁かれる水卜アナだが、今のところ、日本テレビを辞める気はないのかもしれない。