V6解散、森田剛ジャニーズ退所! 否定していた三宅健、井ノ原快彦も含めメンバー全員が合意

文=wezzy編集部
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V6公式サイトより(エイベックス)

 ジャニーズ事務所のV6が、公式サイトで解散を発表した。

 3月12日、ジャニーズ事務所が公式サイトに「弊社所属アーティスト「V6」に関するご報告」と題した文書を掲載。V6は2021年11月1日をもって解散すると明らかにした。

 解散という結論に至ったものの、これは6人が「一人の人間として、これからの人生に対して前向きに決断した結果」だという。2019年の春頃から、昨年のデビュー25周年に向けて6人で話し合う機会が増え、個人の人生についても率直に気持ちを伝え合うようになっていたそうだ。

 そして森田剛から「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という申し出があり、何度も本音で話し合いを重ねた結果、メンバー全員で解散という結論を導き出したという。文書には次のように記されている。

<確かに、森田の発言がきっかけではあるものの、5人も年齢を重ねるにつれて、今後の人生について考える機会が増えていたことは事実でございます。だからこそ、皆、森田の気持ちを素直に受け入れることができ、尊重しようという思いで一致いたしました。>

<最終的には、メンバー自身、自分たちが追求してきたエンターテイメントに納得することができたため、より一層の成長を考えたときに、次のステップに挑戦したいという気持ちが芽生えたこと、そして「この6人でなければV6ではない」という思いが6人の中で一貫していたことから決断することができました。人生において、このような出会いや経験に恵まれることは感謝すべきことだと、メンバー自身が理解しているからこそ得ることができた達成感や充実感であると感じております。>

 森田剛は11月1日でジャニーズ事務所を退所。坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、三宅健、岡田准一は、引き続きジャニーズ事務所に所属し、個人で活動していくという。V6のグループ内ユニット20th Centuryは存続するが、Coming CenturyはV6の解散と同時に活動終了となる。

 V6は昨年、誰一人欠けることなく結成25周年を迎えた。SMAPは解散、TOKIOは山口達也が辞め3月いっぱいで長瀬智也も退所する。嵐は活動を休止し、大野智は芸能活動もストップしている。関ジャニ∞は5人、KAT-TUNとNEWSはそれぞれ3人に。山下智久も辞めた。激動のジャニーズにおいて、V6は唯一、安定したグループと見られていた。

 しかし昨年春にはV6も解散危機を囁かれていた。個々の活動が充実する一方で、グループ活動に意味を見出せなくなっていたからだ。それでもなんとか、無事に25周年の節目を迎え、コロナ禍でオンライン配信にはなったものの記念ライブも実施した。V6メンバーは自らを「勤続25年の男たち」と呼び、互いの健闘を称えていた。

 だが一方で、不穏な気配は漂っていた。昨年10月、2007年からV6を支えてきた40代の男性チーフマネージャーA氏が、クビになっていたのである。「文春オンライン」は当時、これを主導したのは三宅健だとし“V6の乱”と報じた。ただ、チーフマネージャーを追いやってメンバー自身がセルフプロデュースする権利を勝ち取った以上、解散はないだろうとも見られていたのだが……。

 11年前の2010年春にも解散報道があったV6。このとき三宅健は、主演舞台の公開リハーサル後に報道陣に囲まれ、「変な噂がよく出るんですよね」と解散を一蹴。「心配しないでください」と笑顔を見せていた。しかし当時と現在とでは、何もかもが違う。ジャニー喜多川氏が亡くなってジャニーズ事務所も変わり、カミセンも40代になった。

 昨年の時点ですでに解散を視野に入れた話し合いになっていただろうが、主演映画のプロモーションでトーク番組に出演した井ノ原は「メンバーが健康である限りグループは続けられる」と解散を否定していた。だが、最終的には解散ということでメンバー全員が合意したのだろう。

 V6の解散発表を受けたファンたちはSNSで「今までありがとう」「本当におつかれさまでした」と感謝を綴っている。

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