
Getty Imagesより
情報サイト「キッズ@nifty」は、小中学生を中心とした子どもたち2,674人を対象に「習い事」に関するアンケート調査を実施。その結果を公開しました。
それによると、ほとんどの小中学生が習い事をしているようです。「今、習い事いくつしている?」の質問に対して、小学生は「1つ」25%、「2つ」が30%で最多、「3つ」18%、「4つ以上」18%、「習い事はしていない」9%です。一方中学生は、「1つ」が最多で34%、「2つ」26%、「3つ」13%、「4つ以上」12%、「習い事はしていない」15%。中学生になると勉強や部活が忙しくなり、習い事との両立が難しくなってくるのではないかと分析されています。

「キッズ@nifty」より
習い事をしている人に、現在何を習っているのか聞いたところ、小中学生ともにTOP3は同じで、1位「学習塾・くもん」(小学生46%、中学生58%)、2位「ピアノ」(小学生41%、中学生37%)3位「英会話」(小学生27%、中学生20%)となりました。中学生は「学習塾・くもん」の割合が高く、半分以上が学習塾に通っているようです。

「キッズ@nifty」より

「キッズ@nifty」より
習い事をしている人に、習い事をやめたいと思ったことがあるかを聞いてみました。小学生は「ある」68%、「ない」32%。中学生は「ある」71%、「ない」29%。小中学生ともに、およそ7割の人が一度は習い事をやめたいと思ったことがあるようです。

「キッズ@nifty」より
習い事をやめたいと思ったことがある人にその理由を聞いたところ(3つまで選択可能)、小中学生ともに最も多かった理由は「いそがしいから」(小学生21%、中学生29%)と、塾や習い事で多忙な日々を送る現代の小中学生の実態が浮き上がります。そのほか、「自分に向いてないと思ったから」(小学生20%、中学生17%)、「つまらないから」(小中学生それぞれ18%)、「先生と合わないから」(小中学生それぞれ12%)などの回答も多くありました。また、「その他」では、「上達しなくなったから」「親や先生に怒られるから」「友だちとのトラブルがあったから」などの回答が寄せられました。

「キッズ@nifty」より

「キッズ@nifty」より
これからやってみたい習い事があるかという質問には、小学生の69%、中学生の59%が「ある」と回答しました。

「キッズ@nifty」より
「ある」と答えた人に一番やってみたい習い事を聞いたところ、小中学生ともに最も多かったのは「ダンス」(小学生17%、中学生16%)となりました。次いで多かったのは、小学生は学校の授業でも必修となった「プログラミング」13%、中学生は「学習塾・くもん」14%でした。

「キッズ@nifty」より

「キッズ@nifty」より
▼調査概要
アンケート実施期間:2021年2月1日~2月28日
有効回答数:2,674件