
エイベックス公式ページより
今年でデビュー10周年を迎えるKis-My-Ft2(以下、キスマイ)。NEWSや関ジャニ∞、KAT-TUN、TOKIOなど、メンバーが脱退するジャニーズグループも多い中、キスマイは誰ひとり抜けることなく、活動を続けている。
「女性セブン」2021年3月25日号(小学館)のインタビューでは、メンバーがグループ10周年への喜びを明かしている。
横尾渉は<まず7人で、10周年を迎えられることが素直にうれしい! 誰一人欠けなかったことが、いちばん大事かな>と喜びをかみしめ、宮田俊哉は<ここからガンガン行くので、覚悟してください!>と今後の意気込みを語った。
グループを続ける秘訣は、メンバーと適度な距離を保つことだという。
北山宏光<10年続いた秘訣は、我を強く持たないこと!(笑い)>
二階堂高嗣<それぞれが気を使い合って、お互いのことをちゃんとわかってるんだよね>
千賀健太<そう! 近すぎず、遠すぎずの距離感がいいんだと思う>
10周年以降も7人で歩んでいく決意を表明したキスマイだが、昨年12月には横尾のラジオでの発言が、ジャニーズ事務所からの退所を匂わせていると物議を醸した。
横尾渉「アイドルとはなんぞや?」
2020年放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)に出演した横尾渉は、コロナ禍によりさまざまなことを考えたと話し、アイドルである自分は年相応の人生を送っていないのではないかとの悩みを打ち明けた。
<年的に、今年34、来年35(歳)ってなると、アイドルだから許される年……。僕らの年齢って、アイドルだから許されたりする時ってあるじゃん。なんか『それはちょっとおかしいんじゃないかな』って最近僕思って。我々も人間じゃん。そんなとこに甘えちゃいけないよ、とか思うのよ>
<そもそも『アイドルとはなんぞや?』と。時代とともに変わっていってもいいと思うのよ>
今年1月に放送されたラジオ『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)での発言も波紋を呼ぶ。番組では同棲を考えるカップルが短期間だけ部屋を借りられる“お試し同棲”サービスが紹介され、メンバーそれぞれが彼女と同棲したらやってみたいことを具体的に話す中、横尾は次のように発言した。
<(同棲も)やっていこう?>
<10周年経つし、いいんじゃない>
<年も年だから許してくれるっしょ、もう>
さらに、昨年11月に昨年11月に更新したファンクラブ会員向けサイト「Johnny’s webのブログでは<今後について考えなければ 嫌われる勇気も必要だね>と意味深な文章が。
横尾はかねてより一般人女性との真剣交際が噂されており、キスマイファンの間では、結婚によりジャニーズ事務所を退所するのではとの憶測が飛び交った。
V6もメンバー同士は“適度な距離感”だった
前述のように、キスマイが10年グループ活動を続けて来られた秘訣はメンバー同士が適度な距離感を保つことのようだが、先日、解散を発表したV6も、仲が悪いわけではないが、お互いにプライベートは干渉しないと公言していた。今年3月13日公開の「日刊スポーツ」の記事に登場した記者によると、<適度な距離感があるからこそ、25年間、1人も欠けずに続いたのではないか>とのことだ。
グループの解散は、不仲が原因とは限らない。年齢を重ねるにつれ、メンバーのライフスタイルも変化していくものであり、目指す方向が違うとなった場合、グループ解散は自然な流れなのかもしれない。