松本人志が吉本のエージェント契約に「吉本に利がなさ過ぎる」 思い出される加藤浩次との対立

文=wezzy編集部
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『ワイドナショー』公式サイトより

 ダウンタウンの松本人志が極楽とんぼ・加藤浩次の吉本興業とのエージェント契約解消について言及した。

 3月21日放送『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて加藤の話題を取り上げた松本は、加藤がエージェント契約を結んだ当初、吉本との間に入って手伝いをしたと告白。契約解消については加藤から直接電話をもらったといい、<ええっ! とびっくりした>との心境を語っていた。

 一方、エージェント契約には思うところがあるようで、松本は<エージェント契約にもいろんなやり方があって、このやり方だとどうやら吉本に利がなさ過ぎるというか。みんながこの契約をしちゃうと吉本がつぶれちゃうみたいなんです>と、吉本の経営陣に寄り添うコメントも残していた。

 松本人志と加藤浩次と言えば闇営業騒動勃発当時、対立構造にあるとの話が話題になった。加藤はMCを務める番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、宮迫博之と田村亮に対する吉本の態度を非難し、現在の会長と社長の体制が続くのであれば、吉本を辞めると宣言。

 一方、松本は『ワイドナショー』で、大崎洋会長の進退の話になると、<それは僕は全力で止めます。大崎さんがいなかったら僕も辞めるので。うちの兄貴なんで。大崎さんがいなくなったら僕は(吉本を)辞めますね>と、加藤とは真逆の発言をした。

 大崎会長はデビュー時からダウンタウンの面倒を見てきた社員であり、岡本昭彦社長、藤原寛副社長はダウンタウンの元マネージャーという立場だ。このことから、吉本上層部を批判する加藤と、肩を持つ松本が対立している状態だと注目を集めた。

 しかし、松本は『ワイドナショー』で加藤との対立を否定。<むしろ2人が言っていることは全く同じ気持ちで、ただ、ゴールがまあ少し二人の中の違いはあるので、それの折衷案を今、探っている状態なんですよ>と説明していた。

 ただ、加藤のエージェント契約解除からのコメントからもわかるように、やはり松本は今も、吉本の経営陣寄りの思考に変わりないのではなかろうか。

東野幸治は加藤浩次に「我々は共演できるんか?」

 『ワイドナショー』で松本人志とタッグを組んでいる東野幸治も、加藤浩次について3月21日に投稿したYouTube「東野幸治の幻ラジオ」の中で言及している。

 東野は先日、日本テレビの番組を収録した際に加藤と共演し、楽屋で話をしたそうだ。番組の本番では、<『加藤は吉本興業辞めた』『我々は共演できるんか?』みたいなこともちょっとイジったりもしてた>といい、<さあ、日本テレビはどういう編集するんでしょうか>と話していた。

 吉本のベテラン芸人たちにとっても、エージェント契約解消により、タレントにどのような待遇がされるのかは未知数のよう。加藤浩次は今まで通りの活動を続けられるのだろうか。

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