東京都が時短営業を“命令”に切り替えで、「いじめ」「見せしめ」の批判

文=柴田さとみ
【この記事のキーワード】
東京都が時短営業を命令に切り替えで、「いじめ」「見せしめ」の批判の画像1

『グッとラック!』公式サイトより

 3月22日に放送された『グッとラック』(TBS系)では、東京都が飲食店に対する時短営業の“要請”を“命令”に切り替えたことを特集した。

 東京都は18日、「時短に応じないことを強く発信している」などとして、都内32店舗の飲食店に対して午後8時までの時短営業を再度命令した。この命令を拒んだ場合は30万円以下の過料が発生。命令が出された27店舗中26店舗が飲食チェーン・グローバルダイニングの店舗であり、グローバルダイニングはこれに応じたという。

 「いじめ」「見せしめ」だとして世間から非難の声が相次ぐ“時短命令”。コメンテーターの橋下徹も<お店の営業を軽く考えすぎ>と批判。続けて<これは、感染拡大が見えてきて、本当に営業を短くしなきゃいけない場合にやらなきゃいけないんです。けど、この数店舗にこのわずかな期間でやって何の効果があるんですか>と疑問を呈した。

 一方でフリーアナウンサーの神田愛花は、<グローバルダイニングっていう会社が経営しているお店が大好きでよく行ってたんですよ。大学時代とか20代の時とか>とグローバルダイニングが若者をターゲットとした飲食店を展開していることを説明。そして<そこを中心に命令をかけたっていうのは、若い人の飲食をとにかく止めたいっていう意思を見せたのかなって思って。私は、これはメッセージ性があるポイントできちんと出したのかなと>と自論を展開した。

 これに対し、橋下は<政治のメッセージのために営業の自由を制限するのはダメなんです、絶対にやっちゃいけないこと>と反論するも、神田は<要請に応じないお店がどういうところがあるのか教えてほしいなと思いました。特に若い方が大好きな人気のあるところを止めに行ったのか、それともそうじゃないのか>と、時短命令は若者へのメッセージだと主張。MCの立川志らくが<若者が好きというよりも、メディアに向かって常に言っているからなんですよ>といなすも、最後まで意見を曲げる様子はなかった。

 “要請”を“命令”に切り替えた東京都だが、政府は21日に東京都の緊急事態宣言を解除しており、矛盾も指摘されている。また、東京都は時短営業に応じた飲食店への協力金の支払いが滞っているなど、問題は山積みのようだ。

「東京都が時短営業を“命令”に切り替えで、「いじめ」「見せしめ」の批判」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。