
Johnny’s netより
Sexy Zoneが3月22日放送の『バゲット』(日本テレビ系)にVTR出演。<5人で食事に行ったのは10年で1回>だと明かして、反響を呼んでいる。
同番組でSexy Zoneは、今年でデビュー10周年を迎えることと、24日に放送される『Premium Music 2021』(日本テレビ系)に出演することにちなんで「10年の活動の中からプレミアムなエピソード」について質問されるシーンがあった。
菊池風磨が<5人で食事みたいなのは結構行ってますし>とコメントしたところ、中島健人からは<行ってねぇだろ!>とツッコまれ、佐藤勝利が<1回しか行ったことない。しかも仕事終わりの軽めのラーメン>と真相を説明。菊池が照れ屋であることから、5人で食事に行く機会がないという。
菊池が、10年前に5人で食事に行った当時を振り返って<中島くんは『アメリカンなレストランに行きたい』って言ったんですけど、長くなりそうだと思って何とかラーメンで押し切った>と明かすと、中島は<長くてもいいだろ! それ1回だけなんだぞ>とまたしてもツッコミ。それを聞いた日本テレビの畑下由佳アナウンサーが<皆さんお忙しいですし、一堂に集まるのは……>とフォローするも、菊池は<いや、タイミングは全然あるんです>とぶっちゃけていた。
そんな5人に、ネットでは「仲悪いの?」「元々性格合わなさそうなグループだからやっぱりなって感じ」と不仲を疑う声が噴出。一方で、「プライベートは踏み込み過ぎないのが長年続く秘訣」「5人揃ってなかった期間もけっこうあるし年齢差もある」と冷静な反応も出ている。
菊池風磨とマリウス葉は不仲なのか?
Sexy Zoneがデビューした2011年当時、最年長の中島健人は17歳、最年少のマリウス葉は11歳。メンバーそれぞれが高校生、中学生、小学生だった時期もあり、さらには仕事と学業を両立しなければならないこともあって、そろって食事に行く機会はあまりなかったのかもしれない。
また、メンバー5人は常に揃って活動をしていたわけではない。2014年には中島・菊池・佐藤の3人で楽曲をリリース。さらに、松島聡は当時ジャニーズJr.の松田元太、松倉海斗とともに「Sexy 松」、マリウス葉は当時ジャニーズJr.の岩橋玄樹、神宮寺勇太とともに「Sexy Boyz」という、Sexy Zoneの派生ユニットとして活動することを発表。
2015年末にはふたたび5人のSexy Zoneとして活動を再開したが、2018年11月に松島がパニック障害の療養のために活動を休止。松島は2020年8月に復帰したが、同年12月にはマリウスが体調不良で活動を休止することになった。デビューから10年経っているものの、グループ編成の変化やメンバーの活動休止などを挟んでいるため、5人で実質的に活動した期間はそれよりも少ないのだろう。
昨年、マリウスが活動休止を発表した際には、メンバーによる“いじり”に悩んでいたのではと指摘する声もあった。こうした声は以前から聞かれていたが、中には「風磨くんやケンティーはマリウスを可愛がっているだけ」と見るファンも。マリウス自身も2018年5月19日放送のラジオ番組『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)で、菊池からいじられる件について松島と語り合っていた際に<(いじられるのは)愛情っていうのも、やっぱりね、もう6年、7年も(菊池と一緒に)いるからわかってたんだけど……>と複雑な心情を明かしていた。
一方、マリウスは活動休止発表前に、処方薬を過剰摂取したことで病院に緊急搬送されたと報じられたが、菊池はマリウスから連絡を受けてすぐに病院に向かい、朝方まで付き添っていたという話も。そんな菊池は昨年12月21日、Sexy Zoneがパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)で、活動休止中のマリウスについて愛あるコメントをしていた。
<彼は10歳11歳からこの世界にいて、彼なりにいろいろ感じることもあって>
<もちろんメンバーのことも考えてくれてるし、スタッフのこともそうだし、もっともっと広い視野で、ファンの子、ファンじゃない子、本当にいろんな人のことを考えて行動して、また考えてっていう子なので>
<一度休止してお休みして、自分とね、向き合う時間があってもいいんじゃないかなあ>
<彼なりにね、これからどんなマリウスにしていくか、どんな自分の人生にしていくかっていうのを見つめ直す、そんな期間になったらステキだなあと僕は思っております>
23日発売の「週刊朝日」(朝日新聞出版)のインタビューでは、デビュー10周年を振り返って<僕らはいいことも悪いことも、本当にいろんなことがあったグループ>と明かしていた菊池。メンバー全員で食事に行くことはほとんどなくとも、さまざまな経験をともにしてきた彼らならではの適切な距離感を保てているのかもしれない。