
『糸』公式サイトより
『第44回日本アカデミー賞授賞式』(日本テレビ系)において、菅田将暉と小松菜奈に対して執拗に話を振ったことで、羽鳥慎一アナウンサーに批判の声が集まっている。
授賞式が行われたのは3月19日。菅田と小松は昨年公開された映画『糸』で共演しており、菅田は優秀主演男優賞、小松は優秀主演女優賞を獲得した。なお、2人が映画で共演するのはこれで3度目だ。
優秀主演女優賞を受賞した女優らが羽鳥からインタビューを受ける番になり、小松は劇中のかつ丼を食べるシーンを振り返る。すると、羽鳥は何の前触れもなく菅田に<菅田さんはこのシーン御覧なっていかがでしたか?>と質問。菅田は驚いた様子を見せながら<泣きました>と答えると、続けて羽鳥は<それはどういった感情からでしょうか?>と深掘り。
菅田が話し終わると、今度は小松に<ということですけども?>と話題を振る。彼女が菅田とは信頼できる関係性だと説明すると、再び菅田に<菅田さんいかがでしょうか?>と話を戻し、菅田が<ありがとうございます>と一言返すと、<以上?>と不満げな様子を見せた。
なお、同じく優秀主演女優賞を獲得した広瀬すずも『一度死んでみた』の撮影を振り返ったが、共演した吉沢亮が会場にいるにもかかわらず、羽鳥が吉沢に話をふることはなかった。
羽鳥慎一アナに「下品」「授賞式の場にふさわしくない」の批判
なぜ、羽鳥慎一アナは菅田将暉と小松菜奈をしつこく絡ませたのか。それは、2人に熱愛の報道がされているからではなかろうか。
昨年3月の「スポニチ」によると、菅田は『糸』での撮影がきっかけで小松に猛アタックし、交際に至ったという。双方は熱愛について肯定も否定もしていないが、スポニチは8月にも「コロナ禍でも二人の交際は順調」と伝えている。
菅田と小松は役者としてだけでなく、ファッションアイコンとしても注目されるなど、共通点の多い存在。双方のファンからは交際を祝福する声が殺到し、映画の番宣として出演したバラエティ番組では、2人の仲睦まじい姿に視聴者が湧く場面もあった。
羽鳥アナはそのような視聴者の反応を狙い、日本アカデミーの賞授賞式でも執拗に2人を絡ませたのかもしれない。
しかし、授賞式はバラエティ番組ではなく、作品や役者の芝居を称える場所だ。羽鳥アナの言動にネット上では「下品すぎる」「羽鳥アナの質問攻めが気持ち悪かった」「授賞式の場にふさわしくない質問は止めて欲しい」「意味深な質問がしつこくて不快だった」といった批判の声が多数噴出しており、大不評に終わったようだ。
前述のように、菅田と小松は交際について否定も肯定もしておらず、何が事実なのかもわからない。授賞式での意味深な質問攻めは、不適切だったと言えるだろう。