山本裕典がチャラ男全開のYouTuberとしてプライベートをあけすけに語り、再起を図っている。
山本裕典は4年前に女癖の悪さが原因で所属事務所を解雇。山本は以前から、元AKB48の前田敦子や地下アイドルの卵との熱愛報道など、たびたびスキャンダルが報じられたほか、副業も問題視されており、それらが積み重なって解雇されたと言われている。
以前、山本は10年来の友達であるという人気YouTuber・てんちむとコラボし、YouTubeでこれからどんな動画を出していくべきか相談に乗ってもらっていた。
その際、「素を出していけばいい」「『チャラ男俳優』って新しい」などと提案され、普段の遊び方や飲み方、チャラ男ならではのモーニングルーティーンなどを公開すれば面白いのではないかとアドバイスされていた。「俺のモーニングルーティーンは横に女の子がいたりする」と山本が語ると、「それ面白い!」とてんちむ。「かっこいい俳優の山本裕典より、“こういう一面もある”というのを見せたほうがいい」とてんちむが説得すると、現在の性生活まで山本は暴露していた。
その後、山本はNGなしの質問コーナーをYouTubeに披露。好きな芸能人は「西野カナ」、好きな女性のしぐさは「髪の毛を触る姿」、「結婚相手に求めること」は家事などの管理が細かい人などと答えていった。その中で、「好きなものは?」と聞かれた際は「女」と、チャラ男キャラ全開の答えをしている。
プライベートをあけすけに語り、チャラ男らしさ全開で行くと決めた山本のチャンネルの人気企画は、ナンパ企画。「ガチナンパ」と称し、新橋や上野などでナンパをしている。
ナンパ企画の間も、酒を飲みながら、昔話を正直に話す山本。「自分がモテている」と気付いたのは中3の頃だという。部活動でほかの中学に遠征に行くと、体育館まで花道ができたらしい。「リアル『花ざかりの君たちへ』。リアル『イケメンパラダイス』」と自分で語り、当時はファンクラブもあったと明かした。
そのモテ伝説は本当のようで、夜7時の新橋というナンパにはまったく向かない場所と時間であるにも関わらず、ナンパに成功していく。コメント欄には「ゆっけにナンパされた方々が羨ましすぎて〜〜〜。ゆっけにナンパされる世界線に行きたい切実にっ!」「この方向性で進んで、えびすじゃっぷとコラボしてほしい!」といったコメントが並んだ。3月22日公開の最新回では、ついに東京を飛び出し、熊本でナンパを繰り広げている。
しかし、山本は自分を飾らずに動画を出しているものの、チャンネル登録者数はいまだ3万人ほど。チャンネル再生回数も、1万回前後とそれほどヒットにはなっていない。
同じチャラ男キャラであるオリエンタルラジオ・藤森慎吾や手越祐也と比べると、かなり弱い印象だ。藤森や手越はほかの芸能人YouTuberとどんどん絡んでいっているが、山本はほとんどしていない。その差だろうか。
藤森にはサウナ・車・スニーカーといった多彩な趣味をテーマにしたコンテンツがあり、手越には歌手のキャリアを活かした「歌ってみた」動画がある。ふたりとも「チャラ男」以外の武器があるが、現在の山本のチャンネルにはそうしたものがない。知名度は高いが、それだけで勝負できるほど、いまのYouTubeは甘くない。
LINE友達が3000人もいるという山本。その人脈を使い、どんどんほかのYouTuberとコラボをしていけば、新たなファン層を開拓することが出来るのではないだろうか。得意の「チャラ男」路線で、ラファエルが行っているような「元カノ登場」企画もありかもしれない。