これで子どもとの会話は完璧! 幼児語レッスン

文=かねもと
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世界一役に立たない育児書(C)wezzy

 子どもとの会話って、とっても難しいですよね。普段から聞いているはずなのに、突然「あれっ、何を言っているのかわからないぞ」と思ったことはありませんか?例えば…

・ご飯のとき、「もういらない」と言ったので片付けると「なんでかたづけるの~!」と泣かれた
・買い物のとき子どもが「こっちがいい」と言ったものを買ったのに、あとから「こっちじゃないの!」と怒られた

……などなど。

 自分は親で、きちんと話せている・聞き取れているはずなのに子どもとはちゃんと会話が成立しない! もしかして幼児語とは、特別なニュアンスがあるのでは? 大人とは違う使われ方をしているのでは…? そんな悩みを抱えたあなたに、幼児語の再レッスン! これさえあれば幼児との会話も完璧な、代表的な幼児語フレーズを3つご紹介します。

「わかった!」

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結果:標準語翻訳「わからない!」

 標準語で「わかった?」と聞くと、幼児が返してくるのが「わかった!」です。幼児語の場合のこれは了解を示す「わかった」ではなく、標準語の「ああ」「うん」という応答のようなものです。しかし本当に理解できていることもあるので、頻出ですが翻訳が困難で高度な幼児語です。

「ねむくない!」

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結果:標準語翻訳「ねむい!」

 眠いという気持ちを表現するための幼児語は「ねむくない」となります。怒ったようなニュアンスがあればあるほど、より強く眠さを表現しています。

「いや~!」

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結果:標準語翻訳「お母さんの言っている『帰ろう』という意味はわかりますが、私はそれをしたくありません。なぜならこの遊び場が楽しすぎて帰りたくないからです。なぜそれを止めるのですか? まだ遊んでいてもいいのではないですか? もう遅いから帰ろうといわれても、まだ気持ちの整理がつかないのです」

 いろいろな気持ちがあり、やまほど説明したいことはあるときほど、「いや~!」の一言でまとめてしまうのが幼児語の特徴です。これは翻訳の難易度が最も高くで、その時・状況で訳が変わってしまうという怖ろしい言葉。返事の例として「そうなんだ~。いやなんだね~」と意を汲むのがベターとされるようですが、場合によっては「そうなんだじゃないの!」と、さらに怒らせることもあります。

まとめ・言っていること=気持ちとは限らない

 赤ちゃんのころは泣いているばかりで、「早くしゃべってほしい~!」と抱っこをしながら途方にくれたことはありませんか? でも、ようやくしゃべり始めて意思の疎通ができる歳になったと思ったら、会話ができるぶん余計に大変になった……!という経験がある人も多いのでは。

 言葉が通じるとこちらも「言っていることがわかるんだな」と思ったり、反対に「子どもの言っていることがわかる」と思ってしまいがち。でも、まだまだ未発達な子どもの言葉は、子ども自身の気持ちを適切に表現しているとは限らないのかもしれません。

 それにしても幼児語ってとても便利です。大人の社会では、自分の気持ちを押し殺したり、断りずらいことが起きたり、なんと言えば失礼にならないか……と考える場面も多いもの。すべて「いや~!」で済ませられたら、なんて子どもを見ながらうらやましく思うことも。……いえ、すべての大人がこうなったら困ってしまいますね。

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