水溜りボンドがアバンティーズの前で溺れるふりをした件について正式謝罪。炎上したYouTuberの正しい対応とは

文=千葉佳代
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 アバンティーズの前で溺れるふりをして批判を集めていた水溜りボンドが正式に謝罪文を投稿した。

 水溜りボンドは、3月31日から人気企画である『無人島生活シリーズ』をスタート。これは、大物YouTuberからもらったものだけで3日間無人島で過ごすという企画で、水溜りボンドの2人のほか、アバンティーズ、コムドットのやまと・ゆうた・ひゅうがも加わっていたのだが、水溜りボンドはアバンティーズが見ている前で、溺れるふりをしたことで、「無神経すぎる」と批判が相次いだ。

 その理由は、アバンティーズのエイジが2019年1月に休暇旅行先のサイパンにて水難事故で亡くなっているためだ。この旅行には同グループのリクヲ、そらも同行していた。

 前述動画のなかでトミーが溺れるふりをした際には、コムドットやカンタが爆笑する横で、ツリメは後ずさりし、リクヲは顔が引きつっていた。

 この批判を受け、水溜りボンドは問題のシーンをカット。概要欄に謝罪文を投稿したものの、批判はおさまらない。

 4月15日、水溜りボンドのカンタはTwitter上に謝罪文を投稿。2人で話し合った結果、YouTube動画の概要欄に謝罪の文章を追記したと説明した。

 概要欄で水溜りボンドは、「どんな状況にあったとしても溺れるふりというのは、とるべき行動ではないし、動画でお見せするべきシーンではありませんでした」「アバンティーズのメンバーや彼らを応援、サポートしてくださってる皆様にも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪するとともに、「不適切なシーンに、ご指摘を受けるまで気付けなかったことも、僕たちは心から反省しなければなりません」と、あの動画を不適切だと気づけなかったことにも反省の弁を述べた。

 炎上してしまった場合、YouTuberがとるべき最善の方法は、できるだけ早く誠意を見せることだ。謝罪はもちろんのこと、当事者が本当に反省していると視聴者に伝えなければいけない。

 大きな炎上から持ち直したYouTuberといえば、てんちむが挙げられる。てんちむは昨年、10年来の親友だったかねこあやに「豊胸したことを隠して育乳ビジネスで儲けている」と暴露され、大炎上したが、てんちむの対応は早かった。

 てんちむはすぐに謝罪動画を出し、バストケア商品・モテフィットの購入者に自腹で全額返金すると宣言。4億以上の負債を背負いながらも日々頑張る姿が視聴者の胸を打ち、「誠意がある」として称賛されたのだ。現在はてんちむの奮闘を応援する声の方が多くなっている。

 一方、昨年大炎上したエミリンは現在も静かに燃え続けている。

 エミリンは昨年4月、不要不急の外出を控えるよう呼びかける東京都のCMに出ていながら、友人とコラボ動画を撮影。しかも当初、「これは3月に撮ったもの」と嘘をついていたことで、「説明してほしい」と大炎上した。

 しかし、エミリンは炎上騒動に関するワードをNGに設定し、視聴者がYouTubeにコメントを書き込めないようにして逃亡。明確な謝罪をすることなく、うやむやにしたことにより、いつまで経っても事あるごとにこの件を蒸し返される状態が続いている。

 今年1月に、YouTubeチャンネルのカメラマンを担当している既婚男性との不倫匂わせで炎上し、謝罪動画を出した際にも、「過去の炎上騒動の謝罪がされていない!」と言われていた。

 炎上の際には、コメント欄に激しいバッシングが書かれるが、だからといって、コメントを承認制にしたり、NGワードを設定したり、評価をつけさせないようにすると、視聴者に反省の様子は伝わらない。

 つい最近も、クラウドファンディングのリターンをめぐって炎上していた納豆専門店・令和納豆の社長がYouTubeに謝罪動画をアップしたが、謝罪動画なのに広告をつけていたことで、「広告収入目当てか」と炎上した。

 炎上したら、いったいなにがいけなかったのかを自分自身で検証したうえで真摯に反省し、できるだけ早く、きちんとした謝罪をする。そうした対処をした方が、結果的には復帰への近道になる。それは現実の社会も、YouTubeの世界も変わらないようだ。

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