木村拓哉、女子高校生の体型の悩みに「男子目線を意識しなくていい」「今しかできないことを大切に」 本人の意志を尊重するアドバイス

文=雪代すみれ
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木村拓哉Instagramより

 木村拓哉が、4月18日放送のラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)にて、体型に悩む女子高校生に温かいメッセージを送った。

 番組では17歳のリスナーからの「友人や同世代の女の子に比べ、体格ががっしりしていることに悩んでいる」というメールを紹介。肩幅が広めで背中も大きく、筋肉がつきやすい体質であることから、肩幅の広さが目立ってしまい、服装が女の子っぽいものでなく、カジュアルになりがちだという。

 そのため「男性から見て体格がしっかりしている女子ってどうなんでしょうか」「やっぱり女の子っぽくないなとか思うのでしょうか」との相談であった。

 ゲストの北村匠海は、水泳をやっていたため、肩幅が広い同級生の女子が身近におり、<そんなにがっしりしてるなって気にしたことなかった>とコメント。

 続けて、<ちゃんとご飯食べるとか、ちゃんと運動するとか、ちゃんと汗をかくとか、健康的な子のほうが、惹かれるものが僕はありますね><『サラダだけです今日は』じゃなくて、ご飯片手に生姜焼きとか、マヨネーズつけてガツガツ食べるような>と意見した。

 これには木村も<ちゃんと食べるっていいよね>と同意。<(生姜焼きは)一回ご飯にワンバンさせて、一口一口が“ちょも”って食べるより、“ほむ!”っていってくれる、『おいしい』って顔をして、笑っててくれるとめっちゃいいっすよね>と、トークは盛り上がった。

 再びリスナーの悩みに話が戻ると、木村は<どうしても男の子目線が気になっているんだよね、今はね。それも素敵なところだと思うし>と、年頃ならではの気持ちを尊重。

 一方、<今は、今しかできないスポーツなのか、部活なのか、今しかできないことを謳歌してほしいなと思います。絶対無駄にならないから!>と、「無理に男子ウケを狙う必要はない」といった前向きなアドバイスを贈った。

 木村の“自分らしさ”を重んじる言葉に、Twitter上では「本当に相手を否定しないよね。そういうところすごく好き」「素敵なトークだった」「背中を押してくれる言葉」など、他のリスナーも励まされたようだった。

 女性からの外見に関する悩みには「痩せてる女性が好きな男ばかりじゃないから」など、男性の好みに視点を置いたアドバイスがされがちだが、木村のコメントは、他人からの評価ではなく、自分自身を大切にすることに重点を置いている。

 木村のその姿勢は、自身の娘たちにも向けられているようだ。

 木村は昨年4月に出演した『徹子の部屋 45年目突入3時間SP』(テレビ朝日系)にて、娘のCocomiとKōki,について、以下のような思いを打ち明けた。

<こういう表に出るような立場にさせていただくと、それなりの……本人が思うべきこと、覚悟しなきゃいけないこととかもあると思いますし。それは自分たち(木村と工藤静香)が押しつけるものではなくて、(CocomiとKōki,が)自分たちの中で、自分たちが(覚悟を)持つべきものだと思うんで>

 また木村は、娘たちについて<年の離れた友達という感覚>とも話していた。親だかといって上からモノを言うのではなく、彼女たちと同じ立場に立って接しているのだろう。

 Cocomiは19歳、Kōki,は18歳であり父親を煙たがってもおかしくない年頃だが、2人は過去のインスタライブで、木村のことを「トト」と呼んでいると明かすなど、良好な関係を築いているようだ。親子が仲良しである理由は、娘たちの意思を尊重する木村の方針が影響しているのかもしれない。

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