佐藤健はなぜSNSをやらない? “恋人感”を生み出す徹底されたファンサービス

文=wezzy編集部
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佐藤健オフィシャルサイトより

 今、ノリに乗っている俳優・佐藤健。端正なルックスと実力もさることながら、ファンを虜にする大きな理由は、その凄すぎる「ファンサービス」にあるようだ。

 4月19日放送のバラエティ番組『教えてもらう前と後』(TBS系)では、佐藤健を徹底解析。佐藤のファンサービスのひとつは、2016年から開始した公式LINEアカウントだ。現在、登録者数は450万人以上に達している。

 番組にVTR出演したファンたちは口々に、佐藤の公式LINEの魅力について力説。ある女性ファンによると、先日、地震があった際に最初に心配の連絡をくれたのは佐藤だったとのこと。

 また、「ノブとご飯行っている」との文章と共にプライベートでも親交のあるお笑いコンビ・千鳥のノブの写真を送ってくることもあり、“恋人”“友達”のような感覚に浸れるという。

 告知の文章も気がきいている。今年3月にオンラインで行われた佐藤のバースデーイベントを宣伝する投稿では、<3月16日の夜あいてません?><もしお時間ありましたら、、話したいことがたくさんありまして>と、親しい間柄を連想させるような文章が添えており、悶絶するファンも少なくなかったようだ。

 ちなみに、『教えてもらう前と後』にレギュラー出演している「みちょぱ」こと池田美憂の母親も、佐藤のLINEをお友達登録しているという。

『SUGAR』ではファンと生電話

 佐藤健のファンサービスはLINEだけではない。双方向ライブ配信アプリ「SUGAR」もそのひとつだ。佐藤は定期的に「SUGAR」でファンと生電話で会話をしており、事前に告知をすることもあれば、予告なしで突然始めるパターンもある。

 こうしたサービスを通じてファンは“恋人”や“友達”のような感覚を楽しんでいるが、佐藤自身もそれを前向きに受け入れているようだ。

 昨年9月、プライベートも交遊のある三浦翔平と共に「SUGAR」を配信した際、電話を繋いだシングルマザーの女性が「佐藤健を心のパパにしている」と明かすと、佐藤は<全然利用していただいて。(自分は)シングルマザーの味方だから>と返答していた。ある程度は佐藤も“恋人感”を狙って、言葉選びをしているということなのかもしれない。

佐藤健がSNSをやらない理由は?

 昨年4月に公開された「週刊女性PRIME」の記事によると、佐藤健の徹底されたファンサービスの原点は2007年に主演を務めた特撮ドラマ『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)にあるという。

 作品に関連した子ども向けイベントで視聴者と直接交流することも多かったが、佐藤はそこでファンの大切さを実感した。特撮ドラマ出演をきっかけに、当時から、演技以外でも魅力を発信できることはすべきという意識を高く持っていたそうだ。

 一方、芸能人がファンと繋がるツールと言えば、TwitterやInstagramといったSNSが多いが、佐藤はどれもやっていない。その理由についても、今年1月の「SUGAR」で明かしている。

 電話を繋いだファンが佐藤の自撮り写真が見たいと話すと、佐藤は<私がSNSをしない理由を知ってますか? 自撮りをしないからなんですよ。なんか、こう(角度を調整したり、整えたり)してる姿を想像しちゃうので嫌じゃないですか?>と回答。

 ファンにとっては、SNSで佐藤の自撮り写真が見れるとなればこれまた嬉しいことだろう。しかし、写真をむやみやたらに公開せず、「SUGAR」「LINE」といった密閉された空間でだけファンと関わることによる“特別感”が、恋人や友達のような感覚をつくり出す秘訣のひとつなのではなかろうか。

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