大橋未歩や弘中綾香が反発! 女性アナに押し付けられる“清楚”というイメージ

文=田口るい
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大橋未歩Instagramより

 フリーアナウンサー・大橋未歩が4月23日にインスタグラムを更新。“女性アナウンサー”としての苦悩を明かした。

 この日、大橋アナは<苦手で仕方がないことがある。カテゴライズされてその型にはめようとされること>と切り出し、以下のようにつづった。

<今日も「女子アナって〇〇しそうだよね」と言われて、その人が思う その人の頭の中のフィルターを通した女子アナエピソードを求められた>

<窮屈だ。狭すぎて息が出来ない。もっと世界は多様なのに どうか、頭の中にあるイメージで思考を停止させないでおくれ。それを押し付けないでおくれ> 

<「人は見たいようにしか見えない。」とよく言われるし、頷けるけど諦めるのも癪だ>

 女性アナといえば、「清楚」「品行方正」といったイメージがあり、その傾向は多様性が重視されるようになった現在でも存在している。しかし、その一方では「テレビとプライベートでの裏表が激しい」「女性アナ同士で争っており、ギスギスしている」といったイメージも、またある。

 そうしたイメージを扇動するような、週刊誌などによる報道も頻発しており、中でも「FLASH」(光文社)は女性アナのプライベートにまつわるさまざまな記事を掲載してきた。

 昨年12月には『めざましテレビ』(フジテレビ系)のお天気キャスターを務める阿部華也子が、2年前に歌舞伎町のスタンディングバーで知り合った男性とその場でキスをしていたと報じている。

 また、同年9月にはテレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが、大学時代の新歓コンパで男性に肩を抱かれている写真を掲載。さらに同年10月には、元テレビ東京でフリーアナウンサーの鷲見玲奈と過去に出会い系サイトで知り合って交際していたという男性が、同誌で鷲見との交際について詳細に語っていた。

 同誌でプライベートをキャッチされた女性アナたちは、酒席や男女交際を楽しんでいただけで、不倫などのスキャンダルを起こしたわけではない。にもかかわらず、それが“スクープ”として扱われるのは「女性アナは清楚なのだから、スタンディングバーで知り合った男性とすぐに親密になることも、出会い系サイトを使ったりすることもない」という固定概念があるためだろう。

 前述の大橋アナ然り、女性アナの中にはそうした風潮に異議を唱える者もいる。弘中アナは「Hanako」(マガジンハウス)のウェブサイト「Hanako.tokyo」で、過去に「弘中綾香の純度100%」という連載コラムを持っていたが、そこで日々テレビに出演している女性アナとしての本音をつづっている。

<一度こちら側(テレビ出演者側)に立ってみると、なんと息のしづらいこと。仕事のこと、プライベートのことをあれこれ検索され、あること無いこと勝手に書かれる。脚色されたイメージが出来上がり、とんでもない速さで拡散する>

<でも、私はもう、一方的に決めつけられることに飽き飽きした。飽き飽きして、嫌気がさして生きづらくなった>

 また、元TBSの宇垣美里アナも、自身の意志をはっきり主張する場面が多い。2018年10月放送の『サンデージャポン』(TBS系)でディレクターに結婚願望について聞かれた際には、<ある>と答えながら、相手の有無について問われた際に<ん?>と返し、ディレクターと宇垣アナによる<いるんですか?><ん?>というやりとりが繰り返されていた。

 宇垣アナはこの時のやりとりについて、後日放送された『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)で理由を明かしている。

<(結婚や恋愛観についての質問は)その人のセクシャリティに関することだから>
<だから私は(「ん?」と返すことによって)『その質問、あんまり好きじゃないよ』って伝えたかったんですけど>
<私はずっと気にしていきたいと思うし、できれば人もそうしたほうが、傷つく人も減るんじゃないかな>

 弘中アナや宇垣アナのような、既存の女性アナのイメージにとらわれない姿勢を支持する声は多い。前述の女性アナに関するスクープについても、ネットでは「過去をバラされてかわいそう」と同情する声が大多数であった。「女性アナ=清楚」というイメージが消えていくのも、時間の問題かもしれない。

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