『逃走中』“キッズ逃走者”が物議 EXIT兼近大樹も『逃走中』で“炎上”を避ける難しさ語る

文=wezzy編集部
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『逃走中』公式サイトより

 出演者がハンターから逃走するリアル鬼ごっこ番組『run for money 逃走中(以下、逃走中)』(フジテレビ系)。5月5日の放送では、「子どもの日」ということで過去最多となる8人の「キッズ逃走者」が出演するとのことだが、ネット上では早くも“炎上”を心配する声が上がっている。

 どうして炎上が心配されるのか。その理由は、今年4月4日に放送された同番組と「ちびまる子ちゃん」がコラボした回にある。

 この放送では、子ども・家族向けYouTubeチャンネル「HIMAWARIちゃんねる」に出演する姉妹、まーちゃんとおーちゃんが参戦した。しかし、2人はまだ小学生ということからハンターたちを終始怖がっており、他の逃走者に助けを求め、タレントの本田望結がおとりになる場面もあった。

 これを受けてネット上では「小学生だからしょうがない」「自首しなかっただけでもえらい」と優しく見守る声も多かったが、一部では「足手まとい」「『逃走中』にキッズはいらない」「子どもは怖がるし大人は気を遣うし、キッズの出演はいいことない」などの批判が集まり、炎上状態になってしまった。

 一方で、キッズ逃走者がいない回でも、誰かしらの株が上がり、誰かしら炎上するのが『逃走中』という番組だ。

卑怯でも勇敢でも炎上する『逃走中』

 たとえば、前述のまーちゃんとおーちゃんが出演した回では、もうひとり物議を醸した人物がいた。A.B.C-Zの河合郁人だ。

 河合は逃走に役立つアイテムを入手するものの、他の逃走者のことは考えず、自分のためだけに使用。また、リスクを伴うミッションに挑むも、他人任せな行動が目立った。

 さらに、よゐこの濱口優と合流した際には、自身のミッションが終了すると濱口を見捨て一目散に逃げだし、視聴者からは「河合くんのこと嫌いになりそう」「よくテレビであんなクズっぷり披露できるな」といった批判が寄せられた。

 ただ、バラエティ番組は“エンタメ”であり、皆が優しい行動をしていては面白味に欠けるだろう。河合はそれを理解したうえで、嫌われ役を買って出たのかもしれない。

 河合とは逆に、勇敢な行動をしたがゆえに炎上するパターンもある。

 昨年8月に放送された『逃走中』には、EXITの兼近大樹が出演。兼近はすべてのミッションをクリアし、ハンターから華麗に逃げ切ることに成功する。他の出演者を気遣う場面もあり、ゆきぽよを「ハンターいるから逃げて!」とアシストするなど、兼近の好感度は上がった様子であった。しかし、あまりにも綺麗に逃げ切ったことから、一部では“ヤラセ”を疑う声が噴出。

 ただ、兼近本人はヤラセを否定しており、昨年12月に放送された『EXITV ~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』(フジテレビ系)で『逃走中』の話になると、<かっこよく勝ちすぎて炎上した>と言及。続けて、<ミッションに参加したら『カネに目がくらんだ』と炎上するし、ミッションに参加しなかったら『だせぇ』『何の為に出てんだよ』みたいな炎上するから>と、同番組は「何をしても批判される」のだと吐露していた。

 自身の株を上げるのか下げるのか、『逃走中』はタレントの力量が試される番組のようだ。

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