『ドラゴン桜』キンプリ高橋海人の演技に注目! ジャニーズ事務所の“若手演技派”たち

文=wezzy編集部
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Johnny’s netより

 16年ぶりの続編となるドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)。前作に引き続き、主演は阿部寛が務め、前回生徒役として出演していた長澤まさみがその相棒を演じる。生徒役には平手友梨奈や加藤清史郎、南沙良など注目の若手俳優が揃っているが、中でも注目を集めているのがKing & Prince(以下、キンプリ)の高橋海人だ。

 高橋演じる「瀬戸輝」は姉のラーメン屋をよく手伝っている姉思いの生徒だが、夢や希望はなく、何やら“裏の顔”があるようだ。

 キンプリと言えば、センターの平野紫耀と永瀬廉が“主演俳優”として映画やドラマに出演しているイメージが強い。しかし一方で、高橋も映画『ブラック校則』(2019年)、ドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系/2020年)など、コンスタントに作品に出演し続けており、演技力には定評がある。

 彼自身も演技の仕事に積極的なようで、昨年10月に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、二宮和也に「演技がしたいんです」「どんなことをされて演技に活かしてるんですか?」「セリフをどうやってしっかり覚えたりするんですか?」などと相談したことを明かしていた。

 なお、二宮からはセリフ覚えをよくするために「マジックの本を読んだ」と冗談交じりに返されたそうだが、二宮は以前、雑誌のインタビューで高橋の演技力を褒めており、彼の実力を認めているようだ。

 ジャニーズ事務所の演技派俳優と言えば、二宮をはじめ、V6の岡田准一、生田斗真、風間俊介などを思い浮かべる人も多いだろうが、高橋海人しかり、若手も着々と成長している。

ジャニーズWEST、ジャニーズJr.からも演技派が登場

 まず、頭一つ抜けているのは、ジャニーズWESTの重岡大毅だ。重岡は2014年にジャニーズWESTとしてCDデビューし、同年に出演した錦戸亮主演のドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)で知名度を上げた。

 ジャニーズタレントと言えば映画でもドラマでも主演のイメージが強いが、重岡は脇役として作品を支えるタイプの役者であり、2019年には『節約ロック』(日本テレビ系)『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)『これは経費で落ちません!』(NHK)に立て続けに出演。どれも脇役であったが、安定感のある演技が作品を支えていた。

 また、2020年に放送されたドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)では、新たな一面が開花する。重岡演じる「中野」は、最初は好青年であるものの、回を追うごとにどんどん闇落ちし、最終的には精神崩壊し絶叫するシーンも。2面性を見事に演じ分け、中野の虜になる視聴者が続出した。さらに2020年12月には、熊の着ぐるみを着ながら演じた『悲熊』(NHK総合)が「面白い」「可愛い」として話題になった。

 まだCDデビューしていないジャニーズJr.ながらも演技力に定評があるのは「なにわ男子」の西畑大吾だ。西畑はNHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』(2014年)『あさが来た』(2016年)に出演しているほか、2020年1月に放送された特別ドラマ『教場』(フジテレビ系)では、サイコパス役を演じ話題になった。現在は、関ジャニ∞横山裕主演のドラマ『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)に出演している。

 西畑の実力は監督からも認められており、出演した『映画 少年たち』(2019年)の監督は、西畑について<勘がいいのと目の魅力。目力も映像にはすごく大事なので、大勢いる中でも目を引く。役柄を自分なりに咀嚼して脚本以上に膨らませる力がある>と絶賛している。

 また、今年4月5日に放送された『教えてもらう前と後SP』(TBS系)にゲスト出演した西畑は、即興演技を披露することに。「怒っている時の」「悲しい時の」などの感情が書かれたカードと、「大好きだよ」「いつもありがとう」などのセリフが書かれたカードをそれぞれ1枚ずつ引き、即興ながら涙を浮かべた「悲しい時のいつもありがとう」を披露。これには関ジャニ∞の村上信五も「オファー来るわ、これ!」と感心していた。

 今後のジャニーズ事務所引っ張っていく“演技派”は誰になるのか、今後が楽しみだ。

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