
映画『るろうに剣心』Instagramより
主演映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が好調なスタートを切った俳優・佐藤健。クールなイメージからなかなかプライベートでの姿を想像できない人も多いだろうが、『るろうに剣心』の共演者らが続々と佐藤の素顔を明かし話題になっている。
4月19日に放送された『教えてもらう前と後』(TBS系)は1時間まるまる佐藤健を特集。佐藤の性格を探るとして映画『るろうに剣心』の第1作から彼と共演している武井咲と、第2作から共演している土屋太鳳がVTRで登場した。
2人は佐藤にクレームがあると主張し、まず武井は佐藤のリアクションの薄さについて言及。『るろうに剣心展』で武井が缶バッチを購入したところ、レアな「剣心」のものが出たという。武井は嬉しさのあまり佐藤にそのことを報告するも、佐藤は素っ気なく<ふ~ん><そりゃ、レアキャラあるでしょ? そしたら出るよね>と、冷静に対応したそうだ。
土屋も佐藤のリアクションの薄さに傷ついたことがあるそうだ。土屋は撮影で久しぶりに佐藤と再会した喜びから<あ~!>と話しかけたのだが、佐藤は<あぁ>とつれない様子だったという。
佐藤は昨年放送されたドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)でクールな医師・天堂浬を演じ人気を博したが、感情の浮き沈みを表に出さないという点は天堂と似ているのかもしれない。
一方で、天然で少し子どもっぽいところもあるようだ。
佐藤健は蒼井優の誕生日に“ご祈祷”を予約!?
4月23日に都内で行われた『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の舞台挨拶では、司会者が「自分だけが知っている佐藤健さんの素顔」をレギュラーキャスト陣に質問。
青木崇高はよく佐藤と焼肉を食べに行っていたそうだが、ある時ハラミを注文したところ、お店側が在庫を切らしてしまっていたことがあったという。すると、佐藤は見るからに落胆し<ハラミのない焼肉屋って……>と絶望していたそうだ。
なお、青木の話を聞いていた佐藤は<すっかり忘れていたんですけど、今そのエピソードを聞いているだけで腹立った。『なんだって!?』と。ハラミは欲しい……>と、悔しさを吐露していた。
また、蒼井優は1作目の撮影当時を回想。蒼井の誕生日と撮影が重ねっていたことから佐藤はお店を予約してくれたそうだが、見ていたサイトの電話番号と住所が間違っており、皆がタクシーに乗って行きついた先はお寺だったという。なんと佐藤が予約していたのは飲食店ではなく、お寺でのご祈祷だったようだ。
さらに、今作で初めて佐藤と共演した新田真剣佑は、殺陣のシーンを撮影する際、佐藤が<まっけん、俺おじいちゃんだからダメだぁ……>と漏らしていたと暴露していた。
クールでありながらも、天然さや子どもっぽさといった多面性を持ち合わせる佐藤健。そんな“つかみどころのなさ”が彼の魅力なのだろう。