フワちゃん・山之内すずが「性別による決めつけ」「苦労は美徳」への違和感を吐露。一方、明石家さんまは…

文=田口るい
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『踊る!さんま御殿!!』公式サイトより

 5月11日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、俳優・山之内すずやYouTuber芸人のフワちゃんが、普段の生活やテレビ収録における違和感を明かした。

 この日、番組では「もうそういう時代じゃないんだよと思った瞬間」というトークテーマが取り上げられ、山之内はそれにまつわる体験を明かし、持論を展開した。

<私、私服とかが昔からメンズのものがすごく多くて、お兄ちゃんのおさがりとかを着てたんですけど、近所のマンションのおばさま方とかに『女の子なんやからもっと可愛らしい服きなよ』って>
<私が髪の毛切った時に『あんた男の子になりたいの?』って言われたり>
<なんでそうなるんやろ? と思って。私はただ好きで、好んでそういう格好をしたり髪型にしたりしてるのに>

 山之内としては、「女の子なら、メンズ向けの洋服を着たり、ショートヘアにするのではなく、可愛らしい恰好をするべき」という固定概念に違和感を覚えているようだ。

 ギャルモデル・ゆうちゃみも山之内の意見に賛同し、<メンズもメイクする時代なんですよ>と、ファッションやメイクに性別は関係なくなってきていると強調。MCの明石家さんまはそれを聞いて、「最近では男性でもボディソープとは別に洗顔用の石けんを使っている」という例を紹介していた。

 また、フワちゃんは、バラエティ収録時にスタジオでVTRを鑑賞する際、出演者はワイプで抜かれる瞬間に備えてひたすらリアクションをとり続けなければならないことに「もうそういう時代じゃない」と感じたと説明。<もっと効率よく撮れるんじゃないかな>と考えて、出演者がワイプで抜かれる瞬間を事前に把握できるようにし、その時だけリアクションするという方法を提案した。

 これを聞いたさんまは<(いま自分がワイプに)映った! と思って動く奴、嫌い>と明かし、収録中は常に全力投球で臨むと力説したが、フワちゃんは<気持ちでテレビやりすぎじゃない?>と指摘。フワちゃんとしては、長時間にわたる収録中にひたすら無理をしながらリアクションをとり続けている出演者に同情してしまうそうだ。

 山之内が明かした性別に対する価値観や、フワちゃんが提唱した業務効率化は、このところ主流となりつつあるマインドだ。

 多様性が重視されている現在では、見た目や性別、年齢などにとらわれない考え方・生き方をする人々が増えており、“○○だから○○すべき”という概念をなくし、個人のパーソナリティを大切にすることが求められている。女性のみならず男性がメイクや脱毛をするというのも、その流れの一つだろう。逆に、女性だから必ずしもメイクすべきというわけでもない。

 また、かつては「若い頃の苦労は買ってでもすべき」「努力と苦労を重ねてこそ成長できる」といった風潮があったが、これについて昨今では「精神論でしかない」という意見もある。むやみやたらに努力や苦労をするのではなく、本当に必要な努力や苦労と、そうでないものを見分け、後者にあたるものは効率化を図っていこうという考え方だが、「苦労は買ってでもしろ」と言われてきた世代からすると、「サボりたいだけ」「甘えている」ように感じるようだ。

 いずれにせよ、世代間のギャップが埋まらないのはよくあること。お互いに歩み寄ることができれば理想的だが、なかなか難しいのが現実でもある。

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