広末涼子、容姿への“劣化”揶揄が恐怖だった過去 「そのプレッシャーが嫌だった」

文=田口るい
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広末涼子オフィシャルサイトより

 俳優の広末涼子が、5月20日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。年齢を重ねたことへの揶揄が恐怖だったとして、<おばさんになったら女優は辞めよう>と考えていたと明かした。

 この日、同番組に6年ぶりに出演したという広末。14歳で芸能界デビューし、いよいよ40代に突入した現在の心境について<想像以上にわくわくしています>と明かしつつ、俳優という仕事に対する考え方の変化を語った。

<(昔は)おばさんになったら女優さんは辞めようと思っていたので>
<『あの人、おばさんになったね』とか『劣化したね』とか言われるのが絶対に嫌だと思っていたので。そのプレッシャーにずっと立ち向かっていかないといけないのが、若い時は嫌だと思ってた>
<『逆に(年齢を)積み重ねたからこそ出せる演技であったり、感情っていうものがきっと生まれてくる』っていうふうに、30代の(時に)たくさんいただいた役を通して感じた>
<きっと50代、60代では今まったく見えてない景色が見えるんじゃないかな>

 透明感のある儚げなルックスで人気を集め、ドラマや映画に引っ張りだこだった広末だが、本人としては加齢によって“劣化”したと指摘されることに大きな不安を感じていたようだ。ただ、人を容姿や年齢だけで評価することは浅慮すぎる。広末の言うように、年齢を重ねたことで見える世界が広がったり、さまざまな経験によって表現力が培われることもあるだろう。

“劣化”表現に異を唱える女性たち

 長年、ネット上で芸能人、特に女性の容姿を揶揄する言葉として使われている“劣化”。しかし、昨今では芸能人が自ら“劣化”指摘に異議を唱えるケースも増えてきた。

 モーニング娘。の元メンバー・道重さゆみは、2019年11月にイベントに出演した際、10代や20代の頃と比べた自身の変化について問われて、<10代はかわいい。20代は超かわいい。30代は超超かわいい。“劣化”という言葉は私にはなくて、常にピーク。だから、今までで今日が一番かわいいんです>と回答したことが話題に。

 俳優の仲里依紗も、2019年1月にInstagramのストーリーズに投稿した動画で、芸能人のルックスを「劣化した」と揶揄する風潮に疑問を投げかけた。

<なんかよくさ、“劣化した”っていうネットニュースを目撃するんだけど>
<そもそも劣化って何? よくわかんない、その日本語>
<老けたってこと? だってさ生きてるんだもん。そりゃ老けるよね>
<えっ、老けない人なんているの? それって、ギネスブックに載ったほうがいいんじゃない?>

 さらに、俳優の工藤夕貴は、2017年10月31日放送の『ごごナマ』(NHK)出演時に年齢を重ねることは“劣化”ではなく“進化”だと語っていた。

<インターネットで“劣化”って言うじゃないですか。アレ悪いと思う。“進化”って書いて欲しい。人間は進化していきますから>
<劣化っていうとどんどん悪くなってるみたいだけど、若くてキレイなだけが良いことではなくて、やっぱり年を取っていって成長していくことが人にとって大事なことなので。私はぜひとも“進化”と書いていただければ>

 声優の林原めぐみも、工藤と同じように年齢を重ねることをポジティブに受け止めている。林原は、2018年3月28日深夜放送のラジオ『ミュ~コミ+プラス』(ニッポン放送)で、“劣化”という表現への違和感を明かしつつ、当時50歳を迎えた心境について明かしていた。

<言葉の響きとして嫌いなの、劣化ってなんか>
<私が(劣化したと)言われるとか言われないからとかじゃなくて、『それなりに時間を大事にしてたら、そんな言葉出ないだろうよ』っていうこととかも含めて、『(50代は)楽しいよ』『おいでおいで、いつかこっちにね』っていう感じ>

 人間誰しも加齢によってルックスが“変化”していくのは当然だ。決して批判する理由になったり、ネガティブに捉えたりするようなことではないだろう。

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