誰もが度肝を抜かれた星野源と新垣結衣の結婚。ドラマの世界がいきなり現実になったようなニュースだったわけですが、ふたりを取材した記者によれば、「スターらしからぬ地に足のついた性格」という点で非常に似ているそう。今回は舞台裏でのエピソードを披露しつつ、ふたりの結婚をお祝いします!
_____
皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
ムズキュンドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の星野源さんと新垣結衣さんの結婚が発表されましたぁ。リポーターさんや週刊誌の記者さんたちに連絡をとってみると大慌ての真っ最中で「これぞまさに電撃ってやつだよ。何度も噂にはなってたけどなかなかウラが取れなかったし、どの媒体も実際ノーマークだったから驚いたのなんのって」と意気消沈気味。
リポーターさんも「スポーツ紙のデスクなんかが訳知り顔で『うちも追ってたんですけどね』なんて言ってたけど、今回ばかりは負け惜しみにもホドがある。だいたい源ちゃんもガッキーも囲み取材ぐらいは受けるけど、スポーツ紙の個別インタビューなんてほとんど受けてないし。ドラマや映画の番宣のためにテレビでインタビューを受けることはあるけど、ほんの1回2回のインタビューでその人となりなんて分かるわけないし、2人とも番宣や取材でペラペラとプライベートを話すタイプでもないし。いい意味でもあの2人はクールで懇意にしているマスコミ関係者も少ないから、情報が漏れることはなかったのよね」と解説。
世の中、こんなにも“文春砲”などが放たれ、毎週のようにびっくりなスクープが次々と暴かれていると言うのに、それらを軽〜くくぐり抜けて結婚へと漕ぎ着けた源ちゃんとガッキー。ほんとアッパレ。もうね、素直に「おめでとう!」の言葉しか出ないわ。
そう言えばアツたちは、今年の初め1月2日オンエアーの『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』』の前に取材をさせてもらったのだけど、相変わらず仲良しだったし、二人の呼吸が合っていてまさに息ぴったりでね。勢いだけで話すという感じはなくて、何と言うか二人だけの独特のテンポというのがあって、これが心地よい不思議な空間を作り出すのよ。でも二人の壁が高いってワケでもなくて。
源ちゃんはよく熟考してから答える感じなんだけど、周りの人に聞いてみても「この芸能界において、しごく真っ当な男」という評判高し。懐深くちゃんと受け入れてくれる感じの人なの。
ガッキーは今回のコメントでも「私生活は低刺激な時間を求め心がけ過ごしてまいりました」と言ってらしたけど、とっても落ち着いていて、物静かでしっかりした考えを持つ大人の女性という感じでね。でもユーモアもあるし、茶目っ気もたっぷりで。
随分前のインタビューで「旬のものを食べるようにしています。例えば秋なら秋刀魚とか。野菜も大好きです。季節を意識した食卓を心がけていますね」と言っていたのだけど、その発言を隣で聞いていた相手役の人気俳優さんが「えっ、女優さんが家で秋刀魚を焼くの? 髪の毛や部屋に匂いとかついちゃうでしょ? 大丈夫なの?」と驚いていて。それを聞いたガッキーは穏やかな口調で「ちゃんと換気をすれば全く問題ないよ。旬なものを食べると体が喜ぶしね。〇〇くんのうちのキッチンにグリルはある? 家でご飯は作らないの? 帰ったら家の換気扇周りを確認してみて。作ってみたらきっと楽しいよ」なんて答えていて笑っちゃったんだけど、ちゃんと家でお料理をしているんだなと感心したのよね。
地元の沖縄が大好きで「最初は東京で暮らすということになかなか馴染めなかった。沖縄に帰りたいといつも思っていて、休みがあるとすぐに帰れるよう準備していた」そう。そんなガッキーがやっと「安心して暮らせる場所」を見つけ出したんだなと思うと、アツまで勝手にウルウルしちゃって。ま、今はついに沖縄にも緊急事態宣言が発令されてしまって、自由な行き来は出来なくなってしまったんだけど…。もうしばらくの辛抱ね。
祝福の声がいっぱいでおめでたいことなんだけど、そこは2人とも人気者な故に「星野源ロス」、「ガッキーロス」で世間は大揺れ。編集部でも男性部員が「俺のガッキーが結婚するなんて。涙で記事が書けない」とかツッコミどころ満載なグチをこぼしてるし、アツのお友達も「激しい源ちゃんロス」とお嘆きモードで「今日から家事炊事を休みます。飲んでやる〜」と宣言。いやいや、いつもサボって飲んだくれてるじゃんと言ってみたかったけど、そこはぐっと我慢。あっちもこっちも阿鼻叫喚の大騒動よ。
そんな中、本気で大揺れ&大打撃を受けているのが週刊誌のスクープ班の面々。「有吉弘行と夏目三久の電撃結婚も掴めなかったし、商売上がったりだよ」と肩を落としていたわ。「緊急事態宣言もあって取材にも規制がかかってるし長時間の張り込みも難しくなってる。一番痛いのは情報交換のための会食が少なくなっていること」らしいの。もちろん編集部には「目撃情報等のチクリネタは日々たくさん集まってくるけど、ウラを取ろうにも本人たちの表立っての活動がないからね。コロナ禍でおうちデートが多いから、今現在の外でのデート現場も押さえられない」んですって。だから「過去ネタを引っ張り出してくるしかない」んだとガックリ。
共演から結婚へと向かう芸能人カップルは多いけど、スクープ班のベテラン記者によると「昔はデート現場をバッチリ撮ることができたんだ。証拠となる写真があったから誌面にも反映できたから説得力もあった」んだとか。「車も調査済みだったから追うのも簡単だった」そうなの。「男の俳優は車好きが多いし、目立つ車に乗ってる人がいっぱいいる。だから追いやすかった。ナンバーもカッコ付けのためか、それともゲン担ぎなのか、覚えやすくて分かりやすいものにする人もいたしね。反町隆史&松嶋菜々子カップルもそう。反町の車は車種もナンバーも一瞬で覚えられる目立ちまくりの車だったから有り難かった」と思い返していたわ。何だか時代らしい微笑ましいエピソードよね。
その他にも「小栗旬&山田優カップルは日本テレビ系のドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』での共演がきっかけで結婚したんだけど」と話してくれたのはテレビ局スタッフ。「結婚した後、旬くんが『めでたく結婚できたので、出会わせてくれた日テレには恩返しをしなくちゃいけない。なので、力になれることがあれば言ってください』と言ってきてくれて。それから数年間は日テレのお願いをきいてくれた」んだとか。
旬くんは同局『ごくせん』でも活躍してたし、ちゃんと義理を果たすあたり、俳優としても人間としても立派よね。ただまぁ人気絶頂だったこともあって、旬くんファンの皆さんからはかなりブーイングが起きてしまった結婚だったんだけど。でも娘ちゃんたちも生まれて今でも幸せそうだし、よかったよかった。
それにしても源ちゃんとガッキーの結婚は「どこにも文句の付けようがないぐらいお似合いのベストカップル」との意見が大多数で、こんなにも祝福されるカップルってちょっといなくない? もちろん『逃げ恥』効果もあるんだろうけど、これも2人の人間力がものを言うんだろうなぁと思う次第よ。
勝手に追うマスコミから逃げ切って、恋から結婚へと繋いでいった二人の大切な縁。確かな絆。どうぞ穏やかで豊かな時間をお過ごしくださいませ。源ちゃん&ガッキー、ご結婚おめでとうございます。心よりお祝い申し上げま〜す!