気温が徐々に上昇し、あいつが活発に行動を始める季節がやってきました。
名前を書くのも、おぞましい。そう! あいつです。イニシャルGこと、ごきぶり……恐ろしいですよね。
実物はもちろんのこと、絵を見るだけでも恐ろしいのに、なぜ、ごきぶり対策の商品には、かなりリアル寄りのあいつのイラストが描かれているのでしょうか。
たとえイラストでも、あいつの姿は見たくない。そんな方に朗報です。「しるしの無い良い品」を生み出し続けている無印良品から、画期的な商品が発売されました。
クラフト紙ごきぶり取り3個組
今年新たに無印良品から発売された商品は、その名も「クラフト紙ごきぶり取り」。
3個組で消費税込み199円です。
無地のクラフト紙を使用した、とにかくシンプルな見た目。どこにも、あいつの姿は描かれていません。
裏には、組み立て方法や使用上の注意などが。誘引剤と粘着剤に殺虫成分を使用していないというのも、小さなお子さんやペットのいる方には嬉しいポイントかもしれません。
真ん中のはくり紙をはがし、あっという間に組み立て完了。
これで本当にあいつが退治できるのだろうか? と、不安になるほど簡単です。
目立たないシンプルな見た目
キッチンに置いてみました。
縦置きも可能だそうです。
リビングのテレビの下にも。
洗濯機の下にも。見た目がシンプル過ぎて、中にあいつが? とは想像しがたいですよね。
ごきぶり取りのイラストの理由
なぜこれまで、シンプルさにこだわった、ごきぶり取りがなかったのでしょうか。
シンプル過ぎると、逆に中にごきぶりがいると想像できないからなのか? 小さな子どもに(大人にも?)あえて恐怖心を与えているのか?
ちなみに、無印良品のごきぶり取りはひらがなで「ごきぶり」と表記されています。カタカナで「ゴキブリ」と書くより、ひらがなの方が若干、恐怖心が和らぐ気がするのは筆者だけでしょうか。
バルサンまちぶせスプレー
最後に、個人的にオススメしたい、ごきぶり対策商品は、こちら。
「バルサンまちぶせスプレー」です。あらかじめスプレーをしておき、その上をごきぶりなどが通れば知らぬ間に退治できるというもの。
“知らぬ間に退治できる”=“ある日突然あいつの亡骸と遭遇する”という危険と隣り合わせですので、覚悟の上でご使用ください。
ただやはりパッケージには、あいつのイラストが描かれていますよね。なくてもいいのにと思いつつ、もしなかったら誤って髪の毛にスプレーしてしまうから? なのかもしれません。
今年の夏は、できるだけあいつと遭遇することなく、心穏やかに過ごしたいものです。