出産にまつわるジンクス、ほんとなの?

文=かねもと
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世界一役に立たない育児書(C)wezzy

 妊娠・出産には、いろんなジンクスがありますよね。運がよくなるとか、性別にまつわるものとか、こうしたら安産になる、陣痛がくる等々……メジャーなものからマイナーなものまでありますが、実際のところはどうなんでしょう? ジンクスの効果や真偽について、調べてみました!

・焼肉を食べると陣痛がくる、あるいは安産になる

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 ただの焼肉ではダメです。高級焼肉にしなければいけません。産む人以外の誰かのお金で、いい感じのお店を予約して、好きなものをたくさん注文し、奮発するというのが正しいやり方ですが、陣痛や安産との関係に根拠はありません。

・妊婦は宝くじが当たりやすい

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 ただ宝くじを買うだけではだめです。金運が上がるという金色のグッズを買ったり、お財布を新調したり、なんか運気があがりそうなことをして、たくさんゲンをかついで臨みましょう。ただし、妊婦は宝くじが当たりやすいという根拠はありません。でも買わないよりは、買ったほうが当たる可能性がありますよね。

他にも…

・たくさん歩くと安産になる

 ただのウォーキングではダメです。外に出たくなるような服と靴を買うところからはじめましょう。ウォーキングをはじめたら途中で見かけた素敵なお店に立ち寄って、欲しい!と思ったものは買うまでがこのジンクスの1セット。ただし安産との関係ははっきりとわかっていません。

・栄養ドリンクを飲むと陣痛がくる

 ただ栄養ドリンクを買うだけではだめです。その栄養ドリンクを買いにいったお店で、入院準備としてお高い化粧水やら産後を乗り切るためのお菓子やらも買いましょう。そうすることで気持ちがアガりますが、陣痛との関係性は証明されていません。

まとめ:ジンクスはジンクス、でも有効活用を!

 今も昔も出産は命がけですが、現代はある程度、妊娠や出産のリスクがわかるようになってきました。昔は何もわからない状態で産んでいたから母子の無事を願うしかできず、おまじないやジンクスが信じられていたのでしょう。そのころに比べれば、今は出産までの医療環境も整えられています。

 妊娠・出産のジンクスの多くは、あくまでもジンクス。妊娠・出産の結果との因果関係は証明されていません。でも、それを信じることで出産に臨む勇気や気力が湧くのなら、使ってダメということはありませんよね。ただし、どんなことでもやりすぎは注意ですよ!

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