学研ステイフルから発売されている「Write White」ホワイトボードノート。
ノート状のホワイトボードで、2020年11月にB5タイプ(182×257mm)・B6タイプ(128×182mm)が、2021年5月にはA4タイプ(220×297mm)が発売されました。
2021年の文房具総選挙ではB5・B6タイプがトレンド部門「仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具」部門の第4位を獲得している実力派の商品です。
この商品には0.8mmの極細ホワイトボードマーカーが付属しており、ボード横にはペンを持ち運びやすくするためのループがついています。メーカーの資料を見ると時代に対応した「テレワークでのオンライン会議や自宅学習に」とビジネス面やリモート学習面での用途が全面に押し出されている商品です。
私の手元にある商品は3つのサイズの中で最も小さいB6タイプ。
B6タイプにのみ表紙に滑り止めがついており、横から見ると三角になるようにすると自立します。そのため、ホワイトボードにTO DOなどを書いて、見ながら作業をすることも可能です。
開くとホワイトボードが全8面。ホワイトボードと交互に透明シートが配置されています。
この透明シートは、ホワイトボードに書いた文字自体が消えないようにするためやスキャンをするときの保護カバーなどとして活躍します。また、重ねた上からメモや注意書きをすることもできる、工夫が詰まった仕様です。

透明シートをめくったところ
ですが、娘(5歳)の母である筆者としては、まったく別の角度からこの便利さを発見しました。これこそ「子どもとのお出かけに最適」ということです。
コロナ禍といえども、こどもを連れてお出かけをしなければならないケースはあります。
私が一番困ったのは病院の待ち時間です。小児科に置いてあったぬいぐるみたちは「長期間の旅行に行ってきます」という貼り紙と共に撤去され、眼科や皮膚科にあったキッズスペースも軒並み閉鎖されています。
先日皮膚科に行った時には事前予約をしていたといえども20分は待合室で待たねばなりませんでした。娘はものの5分で待つことに飽きてウロチョロし始めます……。
そんな時にこの小さなホワイトボードノートが力を発揮するのです。
側面につけたマーカーを取り外し、ページをめくればそこは彼女専用のキャンバスになります。

娘が描いた母(筆者)の似顔絵
描いた絵はマーカーの蓋についている消す面でサラッと消すことができ、消しカスも出ません。
ホワイトボード面は8ページあるので、描いて気に入ったものは保管することもできます。
我が家では上手に描けた絵は、自宅にあるプリンタのスキャン機能でPCに取り込みました。
そして、透明シートはなぞり書きするのにも最適。

娘が描いた絵を筆者がなぞってみました
下の文字・絵が見えるから大好きなキャラクターの絵を描いたり、文字の練習をしたりすることにも使えますね。
お出かけをするとき、特にママのカバンは子供に関する道具などで大きく重くなりがち。だからこそ、このコンパクトさが役に立つのです。
仕事で使うために購入したものが別の用途にも有効に転用できるのはとても一石二鳥!
リモートワークのためにホワイトボードの購入を考えている方はぜひお試しください!
(ふじいなおみ)
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