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清潔感のある見た目かどうかを大きく左右する要素のひとつが、髪質です。加齢や女性ホルモンの影響、外的刺激を受けやすい髪は、エイジングと共にパサつきが進行しやすいパーツです。
今回は大人女性の印象を左右してしまう髪の乾燥について、その原因と改善方法を紹介していきます。
髪のパサつきは肌の見え方にも影響
30~40代は仕事や家事、育児・育児などで自分のことは後回しにしがちですが、そんな中でも抑えるべきポイントが「潤い感」なのです。
髪の場合、加齢と共に乾燥しやすい状態になります。適切なケアを怠ると、パサついてみえるだけでなく、ごわつきやうねり、退色や広がり、薄毛なども目立ってしまいます。ダメージにより、髪全体のシルエットに悪影響を及ぼすことも。
また、乾燥毛は髪全体のキメが荒く見えてしまいます。すると、顔の肌質まで悪目立ちしやすく、シミやシワ、くすみが強調されるのです。
ヘアカラーの色も乾燥に関係する?
髪の乾燥を進行させてしまう原因のひとつに、「日中は素髪のまま過ごす」があります。髪のケアをヘアトリートメントだけに委ねては、乾燥のリカバーが追いつきません。
肌にスキンケアとファンデーションを塗るように、髪にも潤いとツヤの補給は必要なのです。昨今は優れたアウトバスケアが充実しています。賢く取り入れましょう。
一方で、「髪色の選定」にも気をつけましょう。髪色は、明度を上げるほど薬剤の力が必要になります。そのため、明るいカラーは数週間後にバサっとした質感になったり、毛髪がギラつくなど、キメの荒い印象を醸し出すことがあります。明るいカラーは髪への負担が大きいことを心得ておきましょう。
白髪染めを含むヘアカラーは、ダークブラウンやナチュラルブラウンなどの落ち着いた色味をチョイス。同時にツヤ感も演出できるのでおすすめです。
髪が蘇る2アイテム
パサつきが増した毛でも、特別なケアをしなければ髪が蘇らないというわけではありません。インバスケアのあと、2アイテムを追加するだけでツヤと潤いのある髪は復活します。
そのひとつがアウトバストリートメントの「ヘアミルク」です。ヘアミルクは、水性タイプのケアアイテムで、主に髪の補修・保湿効果に優れた効果を発揮します。髪の内部に十分な潤いを補うので、化粧水のイメージで使用するとよいでしょう。
次に重ねて使うのが「ヘアオイル」。ヘアオイルは内部の潤いを閉じ込めて蓋をする働きがあるほか、その後に使うドライヤーからも髪を守ってくれるので、乾燥しやすい熱ダメージを防いで、まとまり感のある滑らかな髪に整います。
また、日中のヘアセットにもオイルを使うと、ボワッと広がる髪の表面が素直にまとまったり、ツヤ感が増すなど、まるで髪のファンデーションのような効果を発揮してくれます。紫外線ダメージからも髪を守ってくれるので、ぜひ取り入れてみてください。
大人世代は、トリートメントだけで髪の乾燥を改善しようと思ってもなかなか追い付かないのが現実です。しかし、ヘアミルクとヘアオイルの2品を賢く利用すれば、特別なお手入れをしなくても髪のツヤが向上していきます。
簡単に使えて効果が目に見えやすいアウトバスアイテム。多忙な毎日でも気軽に使えるので、肌のスキンケア感覚で、毎日の生活にぜひ取り入れてみましょう。