
ジャパン・ミュージックエンターテインメントHPより
世間が東京五輪と新型コロナウイルス感染者急増で慌ただしいなか、芸能界でもビッグカップルの結婚と離婚のニュースが相次いでいます。なぜこの時期にこうした報道が相次ぐのか、それぞれのカップルにはどんな事情があるのか。近くで取材してきたアツが解説します。
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皆さん、ごきげんよう。アツアツなアツこと秘密のアツコちゃんです!
東京2020オリンピックの金メダルラッシュに興奮する毎日ですが、東京では一日の新規感染者がついに3000人超えという衝撃のニュースが。「このままじゃ4000人、いや5000人超えになる日も近い」と不安視する人も多く「おとなしく家でオリンピック観戦をしていれば、感染リスクは低い」との思いを強くする昨今。
そんな中、違う心配事を抱えているのがスポーツ紙や週刊誌の芸能記者さんたち。「今はみんなの目がメダルラッシュに注がれているだろ。だから東京五輪のどさくさに紛れて離婚や結婚を発表する芸能人が多くて参っちゃうよ。コロナ禍で、ただでさえフットワークも重いし、目撃情報だって少なくなってきているのに。商売あがったりだよ」とお嘆きの様子。
確かにこのところ石橋貴明さん&鈴木保奈美さん、市村正親さん&篠原涼子さん、有村昆さん&丸岡いずみさんらが突然、離婚を発表されて、東京五輪に紛れての「オリンピック熟年離婚」が続いたじゃない? 何だろ、この現象と思ってスキャンダルを追う記者さんたちに聞いてみたんだけど、彼らはこう分析していたわ。
「離婚はマイナスイメージを負いかねないから、ビッグイベントに隠れてのこっそり離婚を考えるんだろうね。特にメダルラッシュで世間は盛り上がっているし、誰が離婚したかなんてみんなすぐに忘れちゃうから、傷は少なくて済むだろうしね」って。まぁどのご夫婦も「離婚は間近か?」という噂は付きまとっていたからそんなに驚きはしなかったけれど、それにしても立て続けじゃない?
週刊誌の編集部員さんたちに尚もしつこく聞いてみると「週刊誌は夏の合併号の締め切りがあったから各誌、躍起になっていた。年末年始もそうだけど合併号前はみんなスクープを狙っているし、五輪のようなビッグイベントの裏で結婚や離婚をする人が多いから、誰もが気を張ってたし、情報収集も半端なかったからね。コロナ禍で制限のある身動きだったんだけど、狙いを定めて追っていたから、ムダな動きをしているチームはいなかったと思う」と自信ありげに。
スポーツ紙の芸能面担当記者さんたちは「紙面は当然オリンピック一色になるから芸能記事は隅っこの方に追いやられるのが常なんだけど、どんな時でも冠婚葬祭ネタは何がなんでも載せなくちゃいけない。とにかく結婚or離婚ネタの“特オチ”だけはあってはならないから、オリンピック中も気が気じゃなかった」そう。あらま、ご苦労さまです。
さらにオリンピック熟年離婚でドタバタしている最中、今度は林遣都くんと大島優子ちゃんのNHK連続テレビ小説『スカーレット』婚が電撃発表され、またまた大騒ぎに。
週刊誌編集部も「ギリギリセーフで入稿できて」ホッとひと安心したそうなんだけど「実はまだ追ってるネタがあって、最後の最後の校了まで粘るつもり」なんだとか。
コロナ、酷暑の悪条件の上に東京五輪という世紀のイベントも加わって、マスコミ関連はあっちもこっちもドタバタ&ジタバタ。アツもメダルラッシュに湧くお友達数人に「たとえば自分たちが熟年離婚を迎えたらどーする?」と無粋な質問をしてみたんだけど「え〜、今さら面倒臭い」なる意外な意見が多くてちょっとビックリ。もっと快活に「喜んで離婚する〜」と言う人が多いと思ってたんだけどな。料理が得意な夫大好きなMちゃんなんて「絶対に離婚なんてしない」と即答。あらま、ご馳走さまですわぁ!
ま、そんなことよりタカさんと保奈美さんの離婚話に戻すと、出戻り経験ありの先輩女性編集者は「円満離婚を強調したいのか、今後も仕事上ではパートナーだと力説していたけど何かスッキリしないよね。だいたい円満な離婚なんてないんだから。最後のツーショット写真にもチグハグさを感じたしね」と辛口。
かつて結婚をする際にタカさんが保奈美さんの「明るさに支えられた」と言ってらしたけど、アツはその言葉がずっと引っかかっていたのよね。当時、保奈美さんのことは何度もインタビューしていたんだけど、大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)で人気を不動のものにしていたし、そりゃあもうめちゃくちゃ可愛くて綺麗だったし、インタビューをさせていただけるだけでも嬉しかったんだけど、その度にドラマスタッフやマネージャーさんたちに「彼女は取材嫌いだから、くれぐれも気をつけて」と何度も念を押されていて、毎回ドキドキしていたのよ。
結果的にはその心配はいつも杞憂に終わって、保奈美さんはどの質問にも的確に答えてくださって、クレバーな女優さんだなと感心したんだけどね。でも正直、明るい感じはしなかったなぁ。もちろんインタビューしただけだからプライベートの保奈美さんの姿は知らなかったわけだけど、当時の印象としては「取材には応じてくれるけど、クールで笑顔の少ない人だな」という印象で。それがタカさんが結婚する時に「彼女の明るさが」とのコメントがあったから、編集部でも「鈴木保奈美って、そんな明朗キャラだったっけ?」と話題になったのよね。
ただ、ご結婚されて一時は家庭に入り、その後、女優復帰をしてから『東ラブ』以来の共演となる織田裕二さんとのドラマ『SUITS/スーツ』シリーズ(フジテレビ系)に出演された時にまたインタビューしたのだけど、昔のピリピリ&ヒリヒリした空気は薄まっていて安堵したのよ。
でも織田さんとの距離は案の定、やっぱりちょっと微妙だったから取材陣はみんな納得顔で苦笑いしちゃったんだけどね。でも相変わらずの美しさで、というか美貌増し増しで、保奈美さんが劇中で身につけたゴージャス衣装はめちゃくちゃお高いのに爆売れ。あまりのスレンダーさに心配の声も聞かれたけど、既に大女優としての地位は十分に築いていたし、今後のお仕事にもこの離婚は一切、支障なし。『35歳の少女』(日本テレビ系)での怪演も話題を呼んだし、ずっとオファーを出し続けているドラマプロデューサーが何人もいるとか。女優・鈴木保奈美の今後は安泰よね。
タカさんも今はYouTuberとしても大活躍中で他にも多才な活動を続けているし、いつお会いしても若々しい。テレビでは毒舌だったり、大暴れする姿が目立つけど、インタビューでは真面目なお話もしてくださるし、でもいっぱい笑わせてくれるし、必ず「ココだけの内緒話」も披露してくださるしとっても優しくて驚いちゃうのよね。
ずっと前だけど、とんねるずの何かの会見後に、マスコミ連中とホテル内のレストランで食事をしていた時のこと。お席にいきなり背の高い男性が寄ってきたなと思ったらタカさんで「いい記事、書いてよね〜」と言ってサッと帰って行かれたの。「急にどっから現れた?」とザワザワしていた数分後「お会計は済んでいます」とのお知らせを受けてまたビックリ。奢ってもらっちゃったから言うわけじゃないけどぉ、ホントいつ会っても男前で親分肌で、気遣い満点の人でね。
保奈美さんという大魚とは泳ぐ海が違ってしまったけれど、マスコミでは「タカさんはモテモテ。還暦を過ぎてから若い女性とあっさり結婚するんじゃないかな?」との噂でもちきりよ。もちろん保奈美さんも女っぷりは上がる一方だから、再再婚もアリだろうしね。
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