Johnny’s netより
8月14日、ジャニーズ事務所名誉会長のメリー藤島（藤島メリー泰子）氏が逝去されました。2019年に亡くなられた弟のジャニー喜多川氏とともに、ジャニーズ事務所を日本のエンタメ界で屈指の芸能事務所に育て上げてきたメリー氏は、誰もが驚くバイタリティの持ち主でした。今回はそんなメリー氏を近くで見てきたアツが思い出を振り返ります。
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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです！
美人で可愛くて優しくて、仕事もできる大大大好きなパーフェクトウーマン・SAちゃんが退職してしまって、心にポッカリ大きな穴が空いてしまったアツですが、皆さんは平穏な日々をお過ごしでしょうか？
淋しいよぉ〜と嘆く毎日を送るそんな中、突然飛び込んできたお知らせは、ジャニーズ事務所の名誉会長・メリー藤島さんの訃報でした。
所属タレントさんの記者会見やゲネプロ等でお見かけしていたメリーさんは、いつもとてもオシャレでパワフル。会見中でも何か気付いたことがあれば、愛娘で現在はジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子さんの元に素早く駆け寄り、何やらそっと耳打ちする…という光景には何度か遭遇しました。
ジャニー喜多川さんとともに、マスコミ連中の間では「ジャニーさん＆メリーさん不死身説」が噂されていて、数年前の事だけど、足の不調で車椅子で移動されている時があったのだけど、次にお目にかかった時は劇場の階段を猛スピードで駆け上がっていらして、みんなで「えっ、今のは何？ 間違いなくメリーさんだったよね？」と驚いたり。
はたまた「毎日一万円以上するサプリを飲んで健康維持をしているらしい」とか「不老不死の薬を飲んでいるらしい。100歳、いや200歳まで生き続けるだろう」とか「お気に入りの占い師さんがいて、占い師さんのアドバイスに従って“占い御殿”を新築したらしい」とか、お年を召してからも「少し辞めていたお酒をまた飲み始めて、元気に朝まで飲んでいるらしいよ」とか、真相はともかく、噂好きの記者たちの間で、メリーさんは常に話題の中心にいたのです。
ジャニーズ所属タレントが語るメリーさん
インタビューでもジャニーさんの話はもとよりメリーさんの話をするタレントさんも多く、松岡昌宏さんは昔から「高校の頃は毎朝、メリーさんから電話があって叩き起されてた。二度寝なんか許されなかったんだけど、どうしても起きられない時があって。そうしたらメリーさんが家まで来て、玄関ドアをドンドン叩きながら大声で何か叫んでいて飛び起きた」なんてエピソードを語っていたし。
山口達也さんも「引っ越す時は必ずメリーさんに相談して、懇意にしている家相の鑑定士さんに方位を見てもらったり」していたそう。東山紀之さんも昔々、まだちょっとやんちゃ盛りだった頃「メリーさんと東京ディズニーランドに行って、一緒にスペースマウンテンなんかに乗って大はしゃぎしてたんだ。でも帰ってから周りの人に『何てことしたんだ。メリーさんの年齢を考えろ』ってめちゃくちゃ怒られてさ。メリーさんは大喜びしていて元気いっぱいだったんだけど、それからは行動に気をつけるようになった」って言ってたっけ。
TDLは大好きだったようで、まだベビーカーに乗っていた娘ちゃんたちを連れた工藤静香さんがメリーさんご一行とTDLを訪れたりも。高齢になられてからも好奇心旺盛で、嵐の15周年の時もハワイに前乗りされていたし、また夏休みには木村拓哉さん御一家とハワイで合流されたり、行動力も半端なくて、その辺りも「メリーさん不死身説」に拍車をかけていたんじゃないかと思うの。
逸話の中には「メリーさんは酔うと必ず最愛のマッチの話をする」というのがあって、宴席で一緒になると「毎回毎回マッチの話で、若くして亡くなったマッチさんの母親代わりとしての苦労の日々の話が延々と続いて、最後は『この話をしてると涙が出ちゃうの』と言って必ず泣く。何度も何度も同じ話を聞いてるよ」と苦笑いをする人も。
その最愛のマッチさんは不倫問題でゴタゴタした後、何の謝罪もナシに今年4月末に唐突に退所。今回「最後まで迷惑をかけてごめんなさい」とのマッチさんらしい追悼コメントを出されていて、スポーツ紙の記者さんたちも「あまりにマッチらしくて、これはもうメリーさんも笑って許すしかないだろうなぁ」との感想で。
田原俊彦さんもかの「ビッグ発言」から退所し、長らくテレビへの出演や表舞台での活動には恵まれていなかったけれど「厳しくて優しくてお母さんのような存在でした。感謝しかありません」との追悼コメントを出されていて、ジャニーズ時代の田原さんをよく取材していたという先輩記者たちは「トシちゃん、立派だよ。本当はいろいろ恨みつらみもあっただろうに、最期にこんな優しい言葉でお見送りするなんて。大人になったもんだなぁ」と言って関心していたわ。
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