スマートフォンがあれば誰もがカメラマンになれる時代

みんながカメラマン時代
スマートフォンとSNS(ソーシャルネットワークサービス)のアカウントさえあれば、年齢・性別・住所や肩書きなんかを抜きにして作品を自由に発表できる時代です。
ここ数年、スマートフォンのカメラの進化は著しく、新機種が発売される度に、性能はどんどんアップして、大手カメラメーカーがコンパクトカメラ事業から撤退してしまうほどの勢いです。
「Twitter」「Facebook」「Instagram」などのSNSに投稿された写真を見ると、まるでプロのカメラマンかと思えるほどの作品に、つい「いいね」を押してしまいます。
写真の見た目を大きく変える秘訣は?

写真が映えない理由
SNSに投稿された素敵な写真を見ていると、どうして自分はこんな風に上手く撮ることができないのだろう?と感じているユーザーは少なくありません。
私自身、書く仕事をさせていただいていますが、写真はほとんど素人で撮影込みの仕事には毎回苦労をしていましたが、「背景」にちょっと気を配るだけで写真が大きく変化することに気がついてからは、プレッシャーがずいぶんと軽くなりました。
しかし、カメラ専門店や家電量販店が取り扱う「背景紙」「背景シート」「バックペーパー」などは、意外に高価な上に、スタンドと併用して使うものだったりすると、さらに出費がかさんでしまい、スマートフォンで気軽に楽しむには、ちょっと敷居の高さを感じてしまう製品がほとんどです。
そんな人たちのため、手軽に撮影を楽しめる「背景紙」を1冊のまとめた背景紙のキットが株式会社ロフト(以下ロフト)から販売されています
STUDIO BOOKってなあに?

1冊になった背景紙
5種類の背景紙が1冊になった「STUDIO BOOK」は、文具コンサルタントの土橋正さんとロフトが共同開発した、他にはない新しい文房具のシリーズ「BLEND」のラインナップで、SNSで人気がある写真投稿の「映え」にスポットを当て、写真撮影の詳しい知識がなくても「誰もが手軽に使える背景紙」を、のコンセプトで生まれました(今回の撮影には、4つバリエーションの中からパステルを使用しています)。

小脇に抱えきれないA3サイズ
スケッチブックのような装丁の「STUDIO BOOK」は、職場や家庭でもよく使われているコピー用紙A4の倍の面積のA3サイズ(297mm×420mm)で、アクセサリーや身の回りの小物など比較的小さな被写体の撮影には十分な大きさ。机の上でも使用することができます。

大きな被写体でも大丈夫!
通常二つ折り状態のA3サイズから、折りたたまれた背景紙を上に開くとA2サイズ(420mm×594mm)にまで拡大することができて、背の高い被写体を撮影する時に便利です。
開いた状態で上からの撮影も可能ですが、広いスペースが確保できない場合には、背景紙を後ろの壁に立てかけることで、少ないデスクスペースでもA2サイズをフルに活用することができます。
STUDIO BOOKを楽しむ

5つのカラーが1冊に
「STUDIO BOOK」1冊の中には、5種類の背景紙が綴じられていて、被写体に応じて自由に背景を変えて撮影を楽しめます。
同じ被写体でも背景が変わると、受ける印象も大きく変化します。とすると配色の知識なんかが必要になるのかな?と思われるかもしれませんが、SNSへ投稿するための撮影は商業写真ではないのでスマートフォンのモニターをのぞきながら、自分のイメージに合うのは「これだ!」と思える背景で撮影するのが1番です。
例:同じ被写体で背景紙を変えて撮影した場合

例1

例2
どちらがいいかというのではなく、見た目の印象の違いを感じてもらえれば嬉しいです。
ひとつ上を楽しむ撮影術

STUDIO BOOKの裏技
背景紙をA3サイズのままにして、組み合わせたい背景紙をA2サイズに広げると2トーンの背景で撮影が可能になります。
カラフルな被写体をポップに演出することができるこの方法は「STUDIO BOOK」を考案した土橋正さんもオススメする裏技で、1冊で5色(種類)だけではなく、それ以上の配色組み合わせが楽しめるのも魅力のひとつです。

STUDIO BOOKと併用するとさらに便利なライトボード
土橋正さんとの共同開発で誕生したブレンドのラインナップには、プロのカメラマンがよく使う「レフ板」を手軽に楽しめる「RIGHT BOARD(ライトボード)」があります。
B4サイズの二つ折り構造なので、開くと反射面を2つに展開することができ、単体で自立することが可能になります。
簡易のレフ板として「STUDIO BOOK」と併用するとさらにグレードの高い「映える」写真が撮影できるツールなので、さらにワンランク上を目指す人にはオススメしたいです。
カメラや写真の専門的な知識がなくても、スマートフォンのシャッターボタンを押すだけで、美しい写真を撮影することができる1億総カメラマンに時代になりました。
しかし、カメラの性能がいくら進歩して、どれほどきれいに撮れた写真でも、背景ひとつで台無しになってしまうことがあります。
手軽に「映える」写真を撮ることができるロフトの「STUDIO BOOK」は、個人ユーザーから小売店やネットショップ等、情報発信を行うすべての人の役立つツールとして、ぜひ手元に置いて欲しい1冊です。
商品 STUDIO BOOK
種類 クール/パステル/キャンバス/マーブル
価格 1980円(消費税込み)
販売 ロフト各店、ロフトネットストア
注:人気商品のため品切れの場合もあります。
商品 RIGHT BOARD
価格 650円(消費税込み)
注:人気商品のため品切れの場合もあります。