次期大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、主演・小栗旬の意気込みは?

文=秘密のアツコちゃん
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『鎌倉殿の13人』番組ホームページより

 2021年も残すところあとわずか。NHK大河ドラマ『青天を衝け』の最終回も近づいているわけですが、次回作『鎌倉殿の13人』も相当期待できる作品のようです。今回は撮影現場を取材しているアツが見どころを語ります!

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 2021年もあと少し。10月クールのドラマも続々とラストを迎えているけれど、やっぱりNHK大河ドラマ『青天を衝け』が終わらないと一年をちゃんと締めくくれないような気がしない? 主演を張った吉沢亮くんの頑張りが伝わってきた新機軸の大河ドラマだったし、12月26日の最終回が待ち遠しいような悲しいような。

 早くも「青天ロス」を公言する編集部の亮くんファンは「渋沢栄一を吉沢亮が演じたことで若い層が大河ドラマを見るようになったし、渋沢栄一と言うと『新しい一万円札の人』というイメージしかなかったけど、様々な功績を知ることもできたしね。それになんと言っても草なぎ剛さんが徳川慶喜役で出演していたのも大きかったでしょう。亮くんも言ってたけど、草なぎさんや堤真一さんたちベテラン俳優さんたちの胸を借りて演技ができたことで刺激を受けたし、いい経験になったそうで」と興奮冷めやらずのご様子。

 確かに栄一と慶喜のシーンは「作品のテーマを語り合うような場面でもあるので、演じていても僕自身ぐっときました。草なぎさんとのシーンでは緊張の連続でしたね。いつも本番では慶喜そのものとなってその場にいるんですよ。本当に勉強になりました」と亮くんも言ってたし、つよぽんとの出会いは宝物になったみたい。

 まぁ当のつよぽんは相変わらず飄々としていて謙虚で「大河ドラマのレギュラー出演は初めてだったんですけど、出演者とスタッフの熱量が凄くて。集中力を切らさずに一年間、慶喜という役を演じなくてはと心がけていたんですけど伝わったかな? 一線を退いた慶喜の元へ栄一が会いに来てくれて、そこでの男の友情がとてもよかったなって思ってます。枯れていく男の哀愁のようなものが出せていれば成功かな。ずっと亮くんとお芝居が出来て楽しかったし、会話なんかしなくても通じあっているような感じもあって。亮くんの真っ直ぐさにも心惹かれたし、僕も刺激を受けて演じることが出来ていい財産になった」と嬉しそう。いやぁホントにつよぽんの役者としての力量には何度も目を見張った一年だったもの。思い返してみるとアツもご多分にもれず「青天ロス」になりそうよ。

『鎌倉殿の13人』の俳優・スタッフが豪華すぎる!

 とはいえ、これからの大河ドラマはNHKの底力を垣間見せるような展開なのよ。

 まず2022年1月9日スタートの『鎌倉殿の13人』は小栗旬の主演作。そして2023年の大河ドラマはご存知、松本潤主演の『どうする家康』と続くのだから、ミラクルが起きそうな一大エンターテインメントを予感させるわよね。

 かつて『ごくせん』(日本テレビ系)や『花より男子』(TBS系)で共演した親友同士の2人が繋ぐ大河ドラマだなんて、NHKも心憎い演出を仕掛けてきたものね。今は大河ドラマとはいえ、視聴者がどんどん離れてしまう時代だし、少しでも若い層を取り込むには旬の売れっ子俳優たちを使わないとね。ということで、深刻な「青天ロス」を乗り越えるためにも『鎌倉殿の13人』についてちょっと予習をば。

 とにかくキャストの資料を見た瞬間、みんな口々に「なんだコレ、凄すぎない?」と言い始めたぐらいなの。毎年毎年思うんだけど、これだけ名のある俳優陣のスケジュールを一年間、何年も前から押さえるって大変なことだもの。しかも今回の脚本は三谷幸喜氏。

 大河ドラマ61作目は鎌倉幕府二代執権の北条義時が主人公。源頼朝の妻である北条政子の弟で、地方豪族から頼朝の側近になった義時が頂点に上り詰める姿を描いたものなの。

 義時役は大河ドラマ初主演となる旬くん。頼朝役は大泉洋。北条政子役は小池栄子。タイトルにある『鎌倉殿』とは鎌倉幕府将軍のことで、頼朝の天下取りを支えていた13人の家臣たちは頼朝の死後、内部抗争がぼっ発。その中で最後まで生き残り最年少ながら権力を手中に収めたダークイメージ満載の義時を、三谷さんの筆の力で明るく楽しい一大エンターテインメントとして蘇らせたものなんだとか。

 男性編集部員が喜んだ女性キャストには新垣結衣、宮沢りえ、江口のりこ、小池栄子ほかの豪華な顔ぶれ。女性編集部員がはしゃいでいたのは菅田将暉、小泉孝太郎、新納慎也、市川染五郎、青木崇高、中川大志らに加え、高岸宏行(ティモンディ)、坪倉由幸(我が家)といった芸人さんも交えた異色キャストたち。しかもナレーションは長澤まさみを抜擢。三谷さんの遊び心が随所に散りばめられているからかなり楽しみよ。

 公開されたポスターも今までの大河ドラマのポスターとは大違い。色とりどりでオシャレで斬新。既に6月にはクランクインしていたのだけど、旬くんも「あまり気負わずにいたいし、主役は誰だっけ? というような感じでいいと思ってます。これだけのキャストの方と共演できるなんて大河ドラマならではだし、楽しみながら全力でブレずに演じていきます」と意気揚々と。

 『ごくせん』の頃から取材をしてきたアツとしては「ついに旬くんも大河ドラマか」と感慨深いんだけど、本人は主演に縛られてしまうと殻を破れなくなるようで、どうやらあまりに「大河ドラマ主演」と煽られるのはイヤみたいなのよね。ま、その方が旬くんらしいっちゃ旬くんらしいんだけど。

 それにそうは言っても彼は立派な座長だもの。面倒見はいいし、ベテランの先輩方にもきちんと敬意を払っているし。無事に成し遂げて、いい意味で最大のライバルでもある盟友の潤くんにバトンを渡していかなくちゃいけないし、潤くんもそれなりに意識してるしね。「青天ロス」を心配する皆さん、今後の大河ドラマにも期待大ですわよ。

次クールドラマは期待作がたくさん!

 そしてそして、次々にクランクインした2022年の連続ドラマにもご注目を。大河ドラマにも出演する菅田将暉の月9初主演作『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)は令和版の新感覚ミステリーで、伊藤沙莉との共演ということもあって見せ場は多数。

 『青天を衝け』に出演していた堤真一主演の『妻、小学生になる。』(TBS系)も注目作。

 黒木華主演の『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(フジテレビ系)も華ちゃんの魅力全開のドラマ。人間関係を築くのが苦手な編集部員・凛々子が成長していく姿を描くもので、女子たちの本音も満載。

 波瑠&林遣都の『愛しい嘘〜優しい闇〜』(テレビ朝日系)は、謎が謎を呼ぶジェットコースターラブ・サスペンス。

 アツとしては吉田鋼太郎主演の『土ドラ「おいハンサム!!」』(テレビ朝日系)も推しよ。男を見る目がない娘のために奇想天外な行動に出る昭和オヤジを鋼太郎さんがコミカルに演じてくれるから、土曜日の夜は笑いがいっぱいよ。

 もちろん、前も書いちゃったけど、松本潤主演の『となりのチカラ』(テレビ朝日系)がダントツのイチオシだけどね。

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次期大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、主演・小栗旬の意気込みは?の画像2 ウェジー 2021.11.28

 年末年始に向けて潤くんの活動が活発化してきて嬉しい悲鳴だけど、素敵な新年をお迎えするためにも皆さん、体調万全でお過ごしくださいませ〜。年末年始の特番の後は、新春ドラマもどうぞお楽しみにね!

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