フェミニズムの視点からトランス女性の経験をひもとく金字塔的エッセイ(洋書)『Whipping Girl: A Transsexual Woman on Sexism and the Scapegoating of Femininity』 の翻訳出版をめざすクラウドファンディングが、2022年1月14日(金)より4月14日(木)まで実施されています。
フェミニズムの視点からトランス女性の経験をひもとく金字塔的エッセイ『ホイッピング・ガール』を翻訳出版したい!
サウザンブックス社さんが、フェミニズムの視点からトランス女性の経験をひもとく金字塔的エッセイ(洋書)『Whipping Girl: A Transsexu…
本クラウドファンディングを応援すべく、wezzyでは、ホイッピングガール応援チーム代表の遠藤まめたさん、そして高井ゆと里さん、三木那由他さんによるオンライントークイベントを企画いたしました。
2018年7月にお茶の水女子大学がトランスジェンダーの学生の受け入れを発表してから、主にSNS上でトランスジェンダーへの差別や偏見が多くみられるようになりました。3年以上経った現在では、SNSに限らず、政治の世界やメディアなど、さまざまな場面で、時により過激化した形で、そうした主張がみられるようになっています。
『Whipping Girl』は、トランス女性かつフェミニストで、生物学者のジュリア・セラーノが、それまで様々な立場から好き勝手に性別越境を解釈してきた人々に異議を申し立て、性別移行をめぐる経験を分析したエッセイです。本書には、いま私たちが必要としている言葉がたくさんあるはず。『Whipping Girl』が日本語訳されることの意義や、当事者の経験と語りの重要性などについて登壇者の皆さんにお話しいただきます。
遠藤まめた×高井ゆと里×三木那由他『ホイッピング・ガール』翻訳プロジェクト応援イベント
開催日:2022年2月18日(金)
時間:19:00~20:30
料金:500円(税込)
配信:Zoomウェビナー(PC、スマホ、タブレットから視聴できます)
※ 誤ったご住所を記入された場合、決済が完了しないためイベントにご参加いただけません。ご注意ください。
※ ネットワークトラブルなど不測の事態でイベントを中断・中止せざる得ない可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※ イベントの録音・録画、撮影、アップロード、頒布は禁止いたします。
※ イベント終了後、アーカイブ動画を販売予定です。チケット購入者にはアーカイブ動画販売時に視聴可能URLをご案内いたします。

遠藤まめた
一般社団法人にじーず代表。トランスジェンダー当事者としての自らの体験をきっかけにLGBTの子ども・若者支援に関わる。著書に「先生と親のためのLGBTガイド 〜もしあなたがカミングアウトされたなら」(合同出版)ほか。

高井ゆと里
ノンバイナリーの倫理学者。石川県立看護大学講師。 かれこれ30年くらい性別二元論を憎んでいる。

三木那由他
大阪大学大学院文学研究科講師。専門は分析哲学、 特に言語やコミュニケーションに関する哲学。著書に『 話し手の意味の心理性と公共性』(勁草書房、2019年)、 共訳書に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』( ロバート・ブランダム著、加藤隆文、朱喜哲、田中凌との共訳、 2020年)がある。現在『群像』(講談社)にて「 言葉の展望台」を連載中。