理想のトートバッグ 「S.tote(エス・トート)」を発売する、大和出版印刷と聞いてピンと来る方は立派な文具通ですが、「GRAPHILO」や「recto」などオリジナルペーパーを使ったノートブックのブランド神戸派計画と聞けば、「ああ」と膝を打つ方も多いはずです。
印刷が主な業種だった大和出版印刷がコンシューマー(消費者)向けに紙製品を販売するためのブランドとして誕生したのが「神戸派計画」で、「神戸派商店」は大和出版印刷のオリジナル商品を販売するためのオンラインショップのブランドになります。

理想のトートバッグはこうして生まれました
大和出版印刷の川崎和也さんと収納アドバイザーの小松由佳さんがとある場所で偶然に出会ったのがきっかけで、なにかおもしろい製品を一緒につくりたいですねという話になり、そこへハンドメイドバッグブランドAGHARTA(アガルタ)の泉谷憲治さんが加わりこのプロジェクトがスタートしました。
収納のプロフェッショナルと、ものつくりのプロフェッショナルがアイデアと知恵を持ち寄って、高品質・高機能という理想のトートバッグ「S.tote」が完成しました。
「S.tote」の特長

トートバッグの内側にはたくさんのポケットが並びます
「S.toteバッグ」は収納アドバイザーの知恵と工夫が活かされた10個の収納ポケットが大きな特徴です。
バッグの中を覗くと、大小様々な大きさのポケットがバッグの内側に並び、そのひとつひとつに役割が想定され、家庭や職場で活躍する女性が便利に使えるように工夫が込められています。
そのいくつかを、実例から紹介します。

女性にとっても必需品となったノートパソコンも収納できる大きなポケット
街のカフェを覗いて見ると、女性がコーヒーを片手に(オシャレなラテかもしれない)ノートパソコンを開いてモニターと向かい合う光景をよく目にするようになりました。
「S.tote」には、現代女性にとっても必帯のアイテムになっているノートパソコン(13インチまで)が収納できます。このパソコン収納スペースには、外側と内側にクッション性の高い素材を使い安全安心に持ち歩ける仕様になっています。

サイズの異なるポケット
パソコン収納スペースの反対側には深さが異なる3つのポケットが並びます。中央には長財布などが入る深いポケットが、写真右側の収納ポケットにはビジネスに必要な名刺入れやお店のポイントカードなどをまとめたカードケースなども入ります。また写真左側にはスマートフォンが取り出し易い深さのポケットがそれぞれ配置されています。
収納する物のサイズに合わせて、深さが異なるポケットを採用することで、鞄の中身をゴソゴソすることなく、スマートでエレガントな取り出しを可能にしています。

ペットボトルや水筒などの収納に便利なポケット
「S.tote」の独立したポケットには、ちょっと容量の大きなペットボトルからタンブラーなど立てたままで収納することができます。これなら万が一ボトルのキャップが緩んでも中身がこぼれてしまう事故も最小限度に留めてくれます。
また、リユースができる水筒やタンブラーは、これからの社会が求めるスタイルです、お気に入りのデザインのタンブラーを選べば、エコとオシャレを同時に楽しむこともできます。

カギはどこ?の防止に役立つミニポケット
外出から自宅へ戻った時に1番多く体験するのは「あれ!家のカギをどこへ入れたっけ!」では?
「S.tote」には深さの浅いポケットが上下に2段配置されています。ここへ家のカギを入れておけば、帰宅時も慌てて探す必要もなくなります、また安全性を心配される人には、ポケットの横にあるDカン(Dリング)にチェーンで繋げておけば盗難の恐れも軽減されます。
下段にあるポケットにはエコバッグをたたんで入れておくと、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでの買い物にも便利です。

荷物の安定にもつながるホックボタン
中央に配置されたホックボタンは、バッグの口をしっかり閉じることができて、外から中身が見えにくくなり安全性という視点からも有効です。それに加えて、実際に肩から提げたときに安定感が増して、持ちやすくなることにもひと役かっているようで、安全性と機能を兼ね備えた仕様です。

男女使える肩掛けベルト
ベルトの長さにも工夫があります。一般的なトートバッグの場合「S.tote」よりも短いモデルの方が多いようですが、あえて長いベルトにしたのは、秋から冬にかけて羽織る物が多くなる季節には、腕に通すと窮屈になることから、オールシーズン使えるようにこの長さが選ばれました。
その結果として、季節を通して使えて、女性はもちろん男性でも実用に十分なトートバッグとしての完成度はさらに増しました。

ひとつひとつがハンドメイドの「S.tote」
神戸派商店のオンラインショップでは、初回製作分は発売と同時に完売という大ヒット、ひとつひとつがAGHARTAのハンドメイドで量産ができないため、なかなか入手が難しい人気商品となっていて、オンラインショップでもし見つける事ができたら、それはものすごくラッキーかもしれません。
まとめ
筆者の妻がこの「S.tote」を文房具の展示会で運良く見つけて、昨年からずっと愛用しています。
日常に必要な、財布や手帳にスマートフォンなどがスッキリ収納できるうえに、資格試験の勉強をしている関係でテキストやノートブックにタブレットPCなどを詰めて、近所のカフェに出かけて行く事もありますが、バッグの中身が見やすくて取り出しやすいところがお気に入りの様子で、毎日手放すことがありません。
たまにはボク自身も使わせてもらうつもりでしたが、実のところまだ一度も借りる事ができず、これは自分用にもうひとつ必要かも?
「S.tote」には3つのカラーバリエーションが並びます。夫婦で別々の色を購入して、たまに交換しながら使うというのも、オシャレかもしれません。
データ
発売:大和出版印刷/神戸派商店
製品:S.tote(エス・トート)
カラー:チャコールグレー/コヨーテブラウン/ライトグレー
価格:17,050円(税込み)