横浜「シルク博物館」へ行ってきた! 虫の働きを学んだら「家畜」を理解できるかな?

文=ムシモアゼルギリコ
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カイコと養蚕の情報がたっぷり!

 さて、娘ははじめ「親に半強制的に連れてこられた感」をこれみよがしに漂わせていたものの、博物館入り口で出会えるキャラ「まゆるん」を見て、「なんだか楽しそう……」とじょじょにテンションが高まってきた模様。つかみはオッケー、まゆるんグッジョブだ。

 次に受付を通り1階のフロアへ足を踏み入れると、空間の全てがクワのデザインとカイコ情報の嵐! カイコの品種によるマユの違いや、染色、製糸道具などの情報は、日頃「味」ばかりに興味が向きがちな私にも大変新鮮で、「へえ~」の連発です。

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クワの葉モチーフがちりばめられた展示は、デザインを見ているだけでも楽しくなってくる。

 さらに糸繰りの道具の展示に、「まんが日本むかしばなしに出てくるヤツぅ!」と子供よりキャッキャと盛り上がってしまう、編集&私。と、こう説明すると子どもは置き去りのように思われてしまいそうですが、そこは心配無用。

 子ども用のワークシートなども用意され、クイズ式の展示をたどると正解が分かるようになっているなど、あちらこちらに工夫がたくさんあるのです。校外学習をはじめとする、小中学生の団体利用が多いというのも、納得の充実度。今回案内してくださったスタッフさんのお話によると、学校の授業でカイコを学んだあと、さらに自由研究テーマにしたいという子どもが大勢訪れ、特に夏休み期間は大賑わいになるのだとか。

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のぞいてみたい!という気持をくすぐられる、蓋を持ち上げるしかけの展示。

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小1にはやや難しいか? という内容のワークシートも、ゲーム感覚で楽しんでトライできていた模様。

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家畜であるカイコは、ヒトの手によって品種改良を重ねられてきた生き物。その歩みを、繭で見てお勉強。個人的には、江戸時代の浮世絵に描かれていた形のマユの現物を見られたのが、ちょっとした感動でした。

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模型で作られたカイコの成長過程や、カイコの仲間たち。このコーナーでは、「ヨナグニサンいるよ!」と、あつ森に出てくる生き物を見つけドヤっていた娘。

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幼虫のしっとり&ひんやりした手触りや、クワのつまったプニプニボディの感触が手のひらに蘇るほどリアルな模型。「うっわ! すご!」と歓声をあげてしまった。

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繭を作り始める寸前の「熟蚕(じゅくさん)」模型。ボディが飴色になってくるこの感じも超リアルで、「こういう模型、どこで作るんですか!」と展示内容に関係ない質問をしたくなる。

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シルク博物館では飼育もおこなっているので、模型や標本だけでなく、生体もじっくり見られます。娘の感想はテンプレ通り「カワイイ~」。

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