9月10日に開催した荒井裕樹×下地ローレンス吉孝「これ、どう言ったらいいの? 〜差別と言葉と語り方」のアーカイブ販売を開始いたします!
平凡社の「中学生の質問箱」シリーズで、『障害者ってだれのこと? 「わからない」からはじめよう』と『「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実』をそれぞれ刊行している荒井さんと下地さん。本イベントでは、障害者運動、ハーフ・ミックスに関する研究をする中で抱えている「差別の語り方」のモヤモヤを話し合っていただきました。
イベント内でお話いただいた内容は例えば……「ヘイトスピーチとか合理的配慮とか、差別の問題を指摘する言葉がいつの間にか都合のいいように横取りされちゃうことってあるけど、どうしたらいいんだろう」「自分自身の経験を『差別』と捉えない人の経験をどうやって言葉にしたらいい?」「研究・支援対象者とどうやって向き合う?」など。ぜひお二人と一緒にもやもやと考えながらご鑑賞ください。
アーカイブ内容詳細
★本商品は【アーカイブ視聴用チケット】です。
★購入後、視聴用URLとパスワードが記載されたテキストデータをダウンロードいただけます。
★動画のダウンロード、録画、録音、第三者とのURLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載は著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
◎ 商品詳細
内容:オンラインイベントのアーカイブ動画
価格:1500円(税込)
本編:約94分
イベント開催日時:2022年9月10日(土)19:00〜
イベント開催時の配信環境:Zoomウェビナー
※ 購入ボタンが表示されない方は、こちらのリンクからお買い求めください。https://wezzymeeting.stores.jp/
荒井 裕樹
1980年、東京都生まれ。 専門は障害者文化論、日本近現代文学。 東京大学大学院人文社会系研究科修了。 博士(文学)。 二松学舎大学文学部准教授。 障害や病気とともに生きる人たちの自己表現活動をテーマに研究・ 執筆を続ける。 著書に『隔離の文学──ハンセン病療養所の自己表現史』( 書肆アルス)、『生きていく絵──アートが人を〈癒す〉とき』( 亜紀書房)、『差別されてる自覚はあるか── 横田弘と青い芝の会「行動綱領」』(現代書館)、『 障害者差別を問いなおす』(筑摩書房)、『車椅子の横に立つ人─ ─障害から見つめる「生きにくさ」』(青土社)、『 まとまらない言葉を生きる』(柏書房)などがある。2022年、第15回(池田晶子記念)わたくし、 つまりNobody賞受賞。朝日新聞(文化面)にてコラム「 生きていく言葉」(隔週水曜日)を連載中。

下地 ローレンス吉孝
1987年生まれ。専門は社会学・国際社会学。2021年8月 よりハワイ大学に研究員として所属。著書『「混血」と「日本人」 ―ハーフ・ダブル・ミックスの社会史』(青土社、2018年)、 『「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実』(平凡社、2021年)。 監訳に『インターセクショナリティ』(人文書院、2021年)。 「ハーフ」や海外ルーツの人々の情報共有サイト「HAFU TALK」を共同運営。