【アーカイブ】飯野由里子×松波めぐみ×松岡宗嗣「マイノリティを『理解』すれば差別はなくなるのか?」

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 元首相秘書官のLGBT差別発言を発端に、「LGBT理解増進法案」の検討が進んでいます。しかし、差別をなくすために必要な法律は、果たして「理解増進」なのでしょうか。

 マイノリティに関する差別に対応する法律はいくつかあります。例えば、雇用における性差別を禁止する「男女雇用機会均等法」、障害を理由とした差別を禁止した「障害者差別解消法」、「アイヌ施策推進法」でも、アイヌであることを理由とした差別を禁止しています。なぜ性的マイノリティに関する差別は、「差別禁止」ではなく「理解増進」となってしまうのでしょうか。

 ライター・松岡宗嗣をホストに、さまざまなゲストをお招きしてジェンダーやセクシュアリティに関する問題を考える定期イベント。今回は、「障害者差別解消法」を起点に、「LGBT理解増進法」の問題を、ゲストのフェミニズム・ディスアビリティ研究をしている飯野由⾥⼦さん、⼈権教育と障害学を専⾨に、自治体や教育機関などで研修を⾏なっている松波めぐみさんのお⼆⼈と議論しました。

 マイノリティを「理解」したら、果たして差別はなくなるのか。どんな制度があれば、この社会から少しでも差別をなくすことができるのか。実際に法律があることで私たちの身近な環境にどんな変化が起こるのか、具体的なケースをあげながら、わかりやすく、たっぷり120分かけた議論をぜひご覧ください。

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飯野由里子
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター特任准教授。一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員。専門はフェミニズム・ディスアビリティ研究。主な著書に『レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー』(生活書院、2008年)、『合理的配慮:対話を開く 対話が拓く』(有斐閣、2016年;共著)、『「社会」を扱う新たなモード:「障害の社会モデル」の使い方』(生活書院、2022年;共著)、『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』(有斐閣、2022年;共著)などがある。

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松波めぐみ
兵庫県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科修了。専門は人権教育と障害学。大阪公立大学ほか非常勤講師。2009年から「障害者権利条約の批准と完全実施をめざす京都実行員会」事務局員。自立生活センターの介助者歴約20年。京都府での障害者差別解消条例をつくる運動に携わった経験から、2014年ごろから障害者差別解消法や合理的配慮などについて、自治体や教育機関、企業等で研修を行っている。編著書に『人権教育総合年表』(明石書店)、『障害のある先生たち』(生活書院)、分担執筆に『ジェンダーの視点から学ぶ教育の現在』『地球市民の人権教育』(解放出版社)などがある。

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松岡宗嗣
愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Yahoo!ニュース等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって – アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)、『子どもを育てられるなんて思わなかった – LGBTQと「伝統的な家族」のこれから』(山川出版社)など

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