【アーカイブ】栗田隆子×和田靜香「『自由な働き方』ってホント? フリーランスという労働問題」

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 「新しい働き方」「働き方の多様化」などと言っても、結局のところは特定の企業に雇用され、朝から夜まで働き、金額の違いはあれど毎月安定した給料が手に入る働き方を大前提とした社会や制度になっているのでは? 制度が整っていないために立場が弱く、「労働問題」であるにもかかわらず「労働問題である」とものを言えないのが、フリーランスなのでは?

 ……と打ち合わせで大盛り上がりした栗田隆子さんと和田靜香さんによるオンラインイベント「フリーランスから考える労働問題」を9月4日(月)19時より開催します。

 女性の貧困問題や労働問題について発信をしてきた栗田さん、30年近くフリーランスのライターとして働いてきた和田さんのお二人が、フリーランスという働き方から、これまでこぼれ落とされてきた「労働問題」について考えていきます。

 雇用されていないのに雇用されているみたいに頑張らないといけない。自由な働き方じゃないのに、自己責任論をぶちかまされる。「仕事があるだけいい」じゃなくて「ひたすら働かないと食べていけない」……フリーライターという働き方が中心になるとは思いますが、前述の通りライターという仕事にとどまらない、日本の労働問題や資本主義について考える90分になるはずです。兼業や副業、フリーランスという「新しい働き方」が政府によって推奨されているいまこそ、栗田さん、和田さんと一緒に「労働問題」のことを考えてみませんか?

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栗田隆子
1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌等で発言。2007年からは雑誌『フリーターズフリー』の編集委員の一員として3号まで刊行。2008年「女性と貧困ネットワーク」呼びかけ人となる。2014年から17年まで「働く女性の全国センター」(ACW2)代表。著書に『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社、2019年)。共著に『1995年――未了の問題圏』(大月書店、2008年)、『フェミニズムは誰のもの?――フリーターズフリー対談集』(人文書院、2010年)、『高学歴女子の貧困――女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書、2014年)など。

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和田靜香
わだしずか:ライター 19歳のときに音楽雑誌「ミュージック・ライフ」でライター生活を始め、20歳~26歳までは音楽評論家・湯川れい子さんのアシスタントに。独立してフリーランス・ライターになってから30代中ごろまでは音楽ライター一筋。その後、徐々に仕事が減り始めてからは何でも書く人になり、アルバイト生活や相撲のエッセイなども。『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』(左右社)を書いてからは政治/社会問題についてなど多く書く。ひたすら書くフリーランス。

栗田隆子×和田靜香「『自由な働き方』ってホント? フリーランスという労働問題」

開催日:2023年9月4日(月)
時間:19:00~20:30
商品:期限付きアーカイブ視聴(9月29日まで)
料金:1100円(税込)
視聴方法:PC、スマホ、タブレットから視聴できます。

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参加にあたってのご準備

LANケーブルもしくはWi-Fiに接続し、通信環境の良いところから参加してください。

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